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changeさん のコメント

「ミーム」は、人類の文化進化の文脈において用いられる概念であり、文化を脳から脳へと伝わる単位としている。

「ミーム」は、発達拡散する過程で模倣され多様化し、自然淘汰によって、進化していく。

ソーシャルメディア上で繰り広げられるミームの発達・拡散・消滅されていく様子はまるで有機体の構造に相似し、SNSを人間の免疫度や代謝経路をに見立て、自然界の事象とソーシャルメディアの情報伝達に相似性を重ね合わせている。ソーシャルメディアは有機体のように機能し自身の生態系強化していく。

ソーシャルメディアの生き残りは、「生命の7つの機能」が不可欠なのでしょう。
①細胞構造(ウイルスをどう見るか)②代謝 ③成長と複雑性 ④恒常性 ⑤刺激への反応 ⑥繁殖 ⑦適応性・SNSによる進化

端的に言えば、有機体のように活力あるマスメディア活動なくしては、存在が危ぶまれるといえる。世界を駆け巡るSNS対応がメディアには死活問題になっているとみたい。
No.1
56ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1: まず、ミームという概念を理解しておこう。 A :ミームとは ・文化の伝播や情報伝達における情報単位としてのミーム ・ミームは遺伝子との類推から生まれた概念である。それはミームが「進化」する仕組みを、遺伝子が進化する仕組みとの類推で考察できるということである。つまり遺伝子が生物を形成する情報であるように、ミームは文化を形成する情報であり、進化する。 ・諸定義 〇文化の伝達や複製の基本単位(ドーキンス、 1976 )、ミニスカートも一つのミーム 〇文化の遺伝単位であり、遺伝子のような働きをする。 〇文化的に伝播された教訓の単位。ミームは自ら形を作りあげ、記憶に残る複雑なある種の考えになる。ミームは媒介物によって広まっていく。 〇心を構成する情報の単位 ( 一つ一つのまとまり ) であり、他者の心へ同じ情報がコピーされるように、いろいろな出来事への影響力を持つ。  その他、脳内にある情報の単位、強い伝染
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。