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りゃんさん のコメント

1965年条約は、日本にとっても、冷戦が始まり、米国の極東戦略のもとで、韓国との基本条約が早急に求められたという特殊な事情によるものであり(というか、条約などはいつだって特殊な事情のもとに結ばれます)、日本側としても改定の価値はあります。

まず、竹島の領有権をハッキリさせるという問題があります。またそれに関連して、当時の韓国の政権が卑劣にも多数の漁師を殺傷し、抑留したことについての謝罪と賠償も必要です。
そもそも、請求権というなら、日本側にもありました。それも問題になるでしょう。
また、この基本条約を根底において、日韓関係はいままで善隣友好関係として築かれてきたのですが、それをなしにするというのなら、善隣友好関係という価値観のもとに、韓国に与えたものをすべて金銭になおして、請求すべきでしょう。さしあたっては、今まで支払った在日の生活保護費などはどうでしょうか。

誤解している向きもあるとおもいますが、日本側もいくらでも言えることはあるのです。ただ、実際に改定作業をはじめれば、日韓関係は確実に今以上に悪くなるでしょう。

日韓友好という孫崎さんの善意を疑いはしないが、実際には地獄の門が開くのだとおもいます。
No.8
56ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 経緯:日本政府の措置 1:日本政府は、①韓国への 輸出管理の運用を見直し、テレビやスマートフォンの有機ELディスプレー部分に使われるフッ化ポリイミドや、半導体の製造過程で不可欠なレジストエッチングガス(高純度フッ化水素)の計3品目の輸出規制を7月4日から強化する、②政府は同時に、先端材料などの輸出について、輸出許可の申請が免除されている外為法の優遇制度「ホワイト国」から韓国を除外する、7月1日から約1カ月間、パブリックコメントを実施し、8月1日をめどに運用を始めることを決めた。 2:韓国側反応 A -1 : 「日本、結局レッドライン越えた … 「ホワイト国から韓国除外」(中央日報) 日本、 ホワイト国から韓国排除決定 「7日公布、28日施行」 A-2 洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相は2日午後、政府ソウル庁舎で日本のホワイトリスト 排除措置に関連して関係部署合同記者会見を開き、「今後も外交的解決の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。