• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

私のこの事件から受ける印象は「よくも暴露されたものだ」というもの。

電力会社の会長、社長は、バブル期の大手銀行の頭取、実力役員が借りてから融資金の一部が自分のポケットに現ナマで入って来ることがあったように、現ナマを謝礼としていただくことが無いとは言えない。所謂、毒饅頭。頭取、役員の権限があるかぎり、無理な融資を強いられるように、電力の会長、社長も業者や政治家との癒着は免れない筈だ。

更に悪いことは銀行と電力の違いだ。国家内国家とも呼ばれる原子力村が扱う原子力立地関連は国家権力がバックについている。だから、毒饅頭という認識が無いかも知れない。むしろ、慣例化していてもおかしくない。重ねて言うが、よくもばれたな。

福一の事故は明らかにCARELESS MISTAKEなのに無罪だった。司法界、原子力村、電力会社は我が国の支配階級を形成しているから関電スキャンダルも無罪になるだろう。私が心配するのは将来ある若者が電力会社や銀行に入って早く偉くなって毒饅頭を早く食いたいという欲望にかられるようになることだ。今の体制を観ているとそう思わざるを得ない。
No.2
63ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A -1 : 事実関係1 「関電20人に金品3.2億円 岩根社長「一時的に保管」(朝日)  関西電力の岩根茂樹社長は27日に記者会見し、岩根社長、八木誠会長を含む役員ら20人が2018年までの7年間に、個人から私的に計3億2千万円分の金品を受け取っていたことを発表した。関係者によると、金品を渡したのは関電高浜原発が立地する福井県高浜町の森山栄治元助役=3月に90歳で死亡。元助役には原発工事の関連会社から資金が流れていた。  関電や関係者によると、金沢国税局による元助役への税務調査で、 元助役が原発工事に関わった建設会社から約3億円を受け取り、関電側にその一部が渡っていたことが判明した。元助役は生前、地元の顔役として関電側との接触があった。役員らは所得の一部について修正申告し、すでに所得税の追徴分などの納付にも応じたという。  岩根社長は記者会見の冒頭、「社会に多大な心配をかけたことを深くおわびする」
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。