私が接触する限りの範囲だが、財界人崩れ、官僚崩れの老人の殆ど全てが鳩山由紀夫さんの悪口を言う。端的に言えば、それら老人は彼が嫌いだ。彼を嫌うことが彼らが所属するソサイアテイーのメンバーシップ取得の条件みたいに見えるから不思議。そういう連中に「鳩山さんは素敵だ」と言えば、クロマニオン人がネアンデルタールに遭遇したような驚きの表情で迎えられる。

勿論、そういう場合、私は傲慢だから引き下がらない。くどくどと説明する。問題は彼らがなべて基礎知識が無いから、私の言説を理解できないことだ。それに反し、安倍さんは人気がある。彼らには打ち出の小槌なんだろう。安倍政権そのものが黒田とか言うお札の印刷屋に株の買い入れを命令しているのだから、超ビッグな仕手だ。彼らは出来るだけ伝手を頼って株の買い情報を求めることになる。彼らには安倍人気はすたれることは無いだろう。

問題は安倍さんを好人物だと彼らが受け止めていることだ。しかし、実相はその真逆。安倍さんの背後に尋常でない組織があることを知らない。私に言わせれば、CHILDISH。私は思うのだが、東条さんは国の方向にはっきりしていた。彼は「一億総玉砕」と訴えた。当時の日本人はそれを受け入れた。

安倍さんは内に秘めたものを持って居ながら隠している。メデイアもそれに準じている。米国の政治評論家がジャパンタイムスに安倍さんの改憲は「トロイの木馬」だと警告を発している。私もそう思う。これまで、私は安倍政治を忖度ファッショと命名していたが、これからはコソコソファッショと呼ぶことにする。そのこそこそを暴露させない日本のメデイアは私には許されない。「日本は民主主義では無いこと」をそのことが証明している。

以上は私の安倍政治の構造論のひとかけらだが、鳩山さんの辺野古問題に取り組んだ姿勢から判断して、私と同じ構造論をお持ちだろうと推測している。