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changeさん のコメント

今回の合意は玉虫色で、合意とは程遠いといえるのでしょう。

米国の第4次1600億ドルの関税アップが延期されるが、その交換条件が農産物の240億ドルを500億ドルありにつみあげるということなのでしょう.中身がわからず、また、農産物から範囲が拡大されているのかも不明であり、中国に対する一方的関税アップ延期の条件になっているだけでしょう。今回は完全に米国の敗北といえるのではないか。

問題点
①農産物を積み上げて、1200億ドル実施分の関税が撤廃されるとか、15%を半分の7.5%に低減されなくて、中国が納得できるだろうか。
②本質的な問題である知的財産の保護・技術移転の抑止・監視体制など何も文書化されていない。
③競争主義的な通貨切り下げ自制・通貨政策の透明性を高めることが全く出ていない。

全く意味不明な合意というしかない。トランプ大統領は本質的には弱虫であり、精神的に不安定になり、弾劾裁判を有利に展開しようとしたが、本質的問題解決は譲れないということなのでしょう。もやもや感が払しょくされたとは言えない。
No.1
60ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 ロイター 12 月 13 日中国、米農産物購入拡大へ 米は関税巡り譲歩=米関係筋 ・ 関係筋によると、米国は中国との通商協議で、発動済みの対中関税を停止あるいは引き下げ、今月15日に予定する 1600億ドル相当の中国製品に対する追加関税の発動を延期することで合意。一方、中国は 2020年に500億ドルの米農産物を購入するという。 : ・米農務省のデータによると、貿易戦争前の 2017年に中国が購入した米農産物は240億ドルで、今回約束された規模はこの倍以上となる。両国政府からの正式な発表はなく、こうした条件が双方の合意によるものなのかは疑問が残る。 ・中国外務省の華春瑩報道官は13日の定例記者会見で米国との通商合意について問われ、中国は問題の解決にコミットしているが、合意は互恵である必要があると述べた。 ・15日には中国の対米関税が0401GMT(日本時間午後1時01分)、米国の対中関税が050
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。