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changeさん のコメント

人間の根本的不安・苦悩は、①生老病死の己の身に起きるものがある。②生活上の「衣食住」に起因するものがある。

人生の根本的不安・苦悩を解消させるために「宗教」に対する信心がある。

不満足ながらも、「衣食住」に困ることがなく、また「生老病死」も一定の安心が確保されれば、基本的生活は確保されたことになる。

基本的生活のレベルが上がり、苦悩・不安が解消されていけば、己が己を律する「宗教」に依存する度合いが薄れていくだけでなく、他に対する慈愛の気持ちも同じように薄れていきます。

様々な民族・様々な宗教・様々な政治集団・様々な国家などが一体的行動をとっていく基盤が瓦解し始めていることに他ならない。この現象は、米国だけでなく日本も同じであり、ただタイミングが多少ずれて起きてくるというにすぎません。

トランプ現象は、習近平現象でもあり、プーチン現象でもあり,金正恩現象でもあり、強い個性をあからさまに出して政治信念を実現しようとしています。人権の面でも人権の範囲が拡大化していけば、同性婚の容認・大麻の容認など人権の許容範囲がどんどん広がっていく.個の人権をどんどん広げていけば、他人との受容範囲がどんどん縮小し限りになくゼロに近い接点になっていくのでしょう。人間とAIの差をどこに見出すか難しい時代が近くなっているのでしょう。人間は心・宗教を大切にしなければならないのに、宗教が廃れていく現象は非常に寂しいというより、人間の危機とみています。
No.2
60ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係:米国社会の変化(2010年から2019年の10年間)( Gallup Decade in Review: 2010-2019 ) (1)    革命的変化 ・同性婚の容認 約10年前、同性婚を認めたのは数州。多くの米国人は」反対。2011年に初めて同性婚を認めるのが過半数超え。10年間の後半には 支持が61%から67%。 ・ マリワナ(大麻)受容  2010年、 娯楽的マリワナについては46%が支持するもどの州も合法化していなかった。今日、11州とワシントン・ DC が娯楽的マリワナを合法化し、約三分のニが支持。 ・米国経済:2010年1月には年には9%が質のある職をえる年としたに過ぎないとしたが、2019年には三分のニが質の高い職を得られる年とした。 ギャラップの 経済信頼感指標 ( Gallup's Economic Confidence Index )は世界経済危機の影響、米国の不況もあり
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。