changeさん のコメント
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今日、中東では、イスラムのスンニー派と、シーア派の対立が続き、武力紛争の主要要因となっている。これが顕著なのはシリア、サウジ国内、湾岸諸国、イエーメンである。シーア派を支援するのがイランであり、シーア派の軍事行動の多くの場合、イランの革命防衛隊内のゴドス軍が関与し、司令官はソレイマニ将軍である。従って当然、米国国内で将軍暗殺構想が出ていた。これは過去20年間続いていたといっていい。だが、ブッシュ政権も、オバマ政権も殺害後のイランの報復活動が中東を大混乱に招くとして、殺害計画を断念した。
しかしトランプ大統領は殺害に踏み切った。何故であろうか。
トランプ大統領の政策は次の大統領選挙に如何に勝利するかに基づく。トランプ大統領は、イスラム教の人々の移民を認めないとか、次々とイスラム教徒を敵視する政策を打ち出した。こうした世論工作に弱いのは何も米国特有の現象ではなく、英国、ドイツ、フランスにも
現在の、シリアとイラン対イスラエルとの調停者に入っているロシアが微妙な関係がある。シリア国内をまとめていくためにはイラン革命防衛隊の活動が欠かせないが、ロシア人が多く住んでいるイスラエルと戦う理由はないし、中東に派遣できる規模の兵力はないし、また、制裁を受けている中では財政的にも困難である。イスラエルとの間には「合意無き合意」が存在しているとみるべきでしょう。イスラエルと中国は「一帯一路」では協力関係にあり、敵対関係にはない。米国とロシアは対立しているが、トランプ大統領とプーチン大統領は、暗黙の信頼関係が築かれている。
このような関係があることを考えると、イランが米国の無人機を撃墜したり、米軍基地をロケット砲で攻撃したりして、米国を刺激する行動を何故イランがとったのか大きな疑問がある。
双方が刺激的な言葉の応酬をしており、また、戦争を心配する報道があるが、エスカレートするような行動をイランがとらないと考えています。
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