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フレデイ タンさん のコメント

回教徒の社会には本来は国が無いのだ。国が無くても生計が成立する人民の生き様を可能にするのが回教徒の理想でもあるのだ。オスマントルコは長い間成功していたのはその社会性を重んじたからだ。その社会にイスラエルが英米のパワーを背景にして創られた。これがシオニズムと呼ばれるものです。

このへんところは島国の、宗教らしい宗教の無い日本人には分かりにくい。いや、分からないだろう。そしてもう一つやっかいな問題がある。イスラエルのファシズム性だろう。それがアラブ社会、ペルシャ社会にどう映るか?

比喩、暗喩で言えば、奈良県が、米軍に占領された時、在日朝鮮人に、奈良県は朝鮮半島から帰化した人たちの土地だったから、与えます。自治国家を作りなさいとしたら、どうでしょう。日本人は認めますか?認めないですよね。そういう問題です。アラブやペルシャにはイスラエルは深刻な問題です。

米軍が不正の戦争でイラクに侵入して今も尚駐留している。おかしいです。日本の場合、サプライズという不正な戦争を米国に仕掛けて占領され、米軍基地を置かされているが、日本は出て行けとは言わない。安倍ファンを筆頭に多くの日本人が「米軍出て行け」と言えば、自分らの優雅な生活が米国に取り上げられる、のを恐れているからですよね。イラクの場合は、日本とは「成立している社会」が違う。アフガニスタンと同じく今後泥沼の戦場となり、ベトナム戦争と同じく惨めな撤退を余儀なくされよう。
No.2
59ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今日、中東では、イスラムのスンニー派と、シーア派の対立が続き、武力紛争の主要要因となっている。これが顕著なのはシリア、サウジ国内、湾岸諸国、イエーメンである。シーア派を支援するのがイランであり、シーア派の軍事行動の多くの場合、イランの革命防衛隊内のゴドス軍が関与し、司令官は ソレイマニ将軍である。従って当然、米国国内で将軍暗殺構想が出ていた。これは過去20年間続いていたといっていい。だが、ブッシュ政権も、オバマ政権も殺害後のイランの報復活動が中東を大混乱に招くとして、殺害計画を断念した。  しかし、トランプ大統領は ソレイマニ将軍をイラク国内で殺害した。  ここから新たな動きが出る。 ソレイマニ将軍殺害に伴う動きである。  まず、イランでは ソレイマニ将軍の後を引き継ぎ、後継者が任命され、彼は当然ソレイマニ将軍路線を継承する。ソレイマニ将軍殺害で、イランの路線は強化されこそすれ軟化はしない。  次
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。