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フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生がおっしゃる通り今回の自衛隊派遣は「実質的有志連合への参加」であることは明白だ。

イランと米国の戦いは、米国期待のイランの反撃がなされなくなっているから、事実上の休戦状態になっている。理由は米国に核戦争をも視野に入れた恫喝ポリシーがあって、それを懸念したプーチンと習近平がイランに自制を求めたからだ。核を持ったやくざにはかなわないということだ。

よくよく考えれば、中東への石油依存は日本と同様に中国、韓国にも深刻な問題である。石油輸送の安全確保なら米国でなく中国と韓国と協力してあたるのが筋だろう。それが何故出来ないのか?これの真面目な分析的説明がメデイアによって国民に伝わらない。それが問題である。元々分析的でない国民だから、益々訳が分からなくなって、嫌中、嫌韓が盛りを得てくる。

米国は今回イランからあの日本のパールハーバー的反撃を期待した。しかし、イランは周囲のサジェスチョンを受け入れ朝鮮と同じく自制している。このようなことになると米国が得意とする偽旗作戦も使えない。そういう事情も手伝って中東に於ける戦争は、イラク戦争で始まったが、アフガニスタンと同じく泥沼状態だ。両地域からいつ撤退するかが米国に突き付けられた宿題だろう。
No.1
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係 日経新聞「 海自護衛艦、中東へ出航  2 月下旬から情報収集活動 、首相「 日本船舶の安全確保、重要な責務」 中東海域で情報収集にあたる海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が 2 日、横須賀基地から出航。安倍首相は出国行事で「日本関係船舶の安全を確保することは政府の重要な責務だ」と訓示。 2 月下旬から防衛省設置法に基づく「調査・研究」を実施する。すでに任務に就く「 P3C 」哨戒機とともに本格的な活動が始まる。 護衛艦「たかなみ」には約 200 人の海自隊員。首相は「情報収集任務は、国民の生活に直結する極めて大きな意義を有する」と述べた。 護衛艦と哨戒機は 2019 年 12 月の閣議決定を踏まえ、オマーン湾とアラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の 3 海域の公海で治安情報などを収集する。ホルムズ海峡やペルシャ湾内は活動海域に含まない。 首相はオマーン湾などの海域について「日本で消費する原油の約 9 割が通過する。国
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。