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りゃんさん のコメント

昨年12月にはロウハニ大統領が来日している。孫崎さんの分析はこの点にまったく触れていないのが、まるで物足りない。

今回の自衛隊の任務は「オマーン湾とアラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の3海域の公海」であり「ホルムズ海峡やペルシャ湾内は含まない」場所で「治安情報などを収集する」ということであり、場所的に直接イランを刺激するような場所ではなく、任務の内容や日本の立場もイランの政権側にはじゅうぶんに説明済みであろう。有志連合への対応問題では、自説は、以前にも書いたが、「有志連合には加わらないが、単独でなら自衛隊を派遣することを考える。一方でイランとは場合により条約を結ぶことも模索する」というもので、日本政府の方向性も自説の方向性に近いものであるとおもわれる。誰が考えてもこうなるということだろう。
No.4
58ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係 日経新聞「 海自護衛艦、中東へ出航  2 月下旬から情報収集活動 、首相「 日本船舶の安全確保、重要な責務」 中東海域で情報収集にあたる海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が 2 日、横須賀基地から出航。安倍首相は出国行事で「日本関係船舶の安全を確保することは政府の重要な責務だ」と訓示。 2 月下旬から防衛省設置法に基づく「調査・研究」を実施する。すでに任務に就く「 P3C 」哨戒機とともに本格的な活動が始まる。 護衛艦「たかなみ」には約 200 人の海自隊員。首相は「情報収集任務は、国民の生活に直結する極めて大きな意義を有する」と述べた。 護衛艦と哨戒機は 2019 年 12 月の閣議決定を踏まえ、オマーン湾とアラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の 3 海域の公海で治安情報などを収集する。ホルムズ海峡やペルシャ湾内は活動海域に含まない。 首相はオマーン湾などの海域について「日本で消費する原油の約 9 割が通過する。国
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。