• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

経済不況は、どこの国民にも等しくその影響が及ぶのは否定できない。

経済的な影響は、
①米中貿易戦争による直接・間接的影響は大きく、日本も無傷というわけにはいかない。
②COVID-19の影響は、人的交流が大きくなっている現在、影響を受けないところはない。

問題は、この二つの大きな影響に対して、安倍政権がどのように対処したかであるが、米中貿易戦争に対して、常に距離を置いており、安倍政権の失策ということを指摘できない。

COVID-19に対する対応であるが、中国は湖北省・武漢市と中国全土を徹底的に遮断し、企業の経済活動だけでなく、交通の遮断が行われた。WHOから中国との往来を遮断するのは行き過ぎという見解が出され、また、中国首脳の要請があれば、米国のように日本が同じ対応をとるのは抵抗がある。日本と中国は経済的に深く結びついており、日本が中国全土との往来を禁止できたかといえば、不可能である。大手企業につらなる中小企業は中国で生産活動をしているし、多くの部品が中国から入り、日本製品の製造をしている。観光だけでなく影響が大きいのです。このような中で、中国との経済活動を遮断すれば、米国と同調するわけであるが、経済の影響が世界的に拡散してしまう。安倍政権の対応は世界経済を遮断する事を回避した点で大きく評価されるものであり、責任を問うのは酷でしょう。

この経済状況を安倍政権を変えれば解決するというのはあまりにも単細胞過ぎる。第一この世界的危機を、トランプ氏とか習近平氏とかプーチン氏など世界を動かす指導者と話ができる人はいない。止めてもらう時は、経済が安定してから考えることでしょう。

現在のCOVID-19対応に批判が出ているが、中国のように全面的遮断対応をとれば、経済的被害が途方もなく大きくなる。治療薬があって、インフルエンザでなくなる人が年間1,000人を超えるし、他の持病との併発死亡を見れば、10,000人になるのでしょう。現段階では、政府が取っている方針が間違っているとは言えない。
No.2
57ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
21日日刊ゲンダイで「内閣支持率が急降下 現実味を帯びてきた安倍首相の終わり」を書いたが厳しさ一段と増す。コロナ対策は「日経が「新型コロナ、治療は重症者に特化 政府が基本方針決定。感染が拡大した地域の医療機関は重症者に特化し治療を施す等が柱」と報じたが、拡散防止に前略をあげることの放棄宣言のようなものだ。状況は一段と悪化しよう。下記に日刊ゲンダイでの連載を掲載する。 A: 21日日刊ゲンダイで「内閣支持率が急降下 現実味を帯びてきた安倍首相の終わり」 共同通信社と時事通信社が相次いで安倍内閣の支持率について報じた。  15~16日に世論調査を実施した共同通信は<内閣支持率8ポイントの大幅急落で41%>との見出しで、<安倍内閣の支持率は41・0%で、1月の前回調査から8・3ポイント下落。不支持率は46・1%。2018年3月以来の大幅な急落>と報道。6~9日に世論調査を行った時事通信も<内閣の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。