私は韓国ドラマが大好き。特に韓国財閥が検事局を私有化し、政治をも私有化するのを正しい若い検事が憤慨し命を懸けて弾劾すべく戦う筋書きのドラマを私は愛して来ている。一昨日見終わった「バッド・ガイズ」というドラマには脱帽した。若くて正しい検事がバッドガイたる検事正にバッドガイとなって挑むのだ。

籠池夫妻は有楽町の外人クシャクラブで「命を懸けて詐欺師安倍晋三氏戦う」と一か月前に宣言していた。私はISMは違うが、籠池夫妻を尊敬している。今回、自殺された財務局員の奥さんが文書改竄隠ぺいの罪で当時の財務次官を告訴した。奥さんに籠池夫妻が持つ同じスピリットの存在を私は感じる。

ただ、韓国と違って、日本には財閥がいない。従って、日本の検事局がお金で私有化されているとは見えない。だが、韓国以上に腐っていると感じるのは何故なのか？

私の個人的な見解だが、戦後の米国占領政策に何故の解答が見えるのだ。悪名高き戦前の特高は解体されたが、それは形だけで、そのスピリットは米国情報局により洗脳されたものに変り、その横暴は特高と全く同じものと言えよう。

奥さんの告訴が、民事であれ、刑事であれ、尊重され、裁判されることは、安倍氏が首相の座にある限り、悲観的に視ざるを得ないと私は思う。