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フレデイ タンさん のコメント

世界各国共にその国のやり方でコロナ退治に取り組んでいる。WHOがテスト、テスト、テスト、そして、隔離、隔離、隔離と重ねて唱えている。その唱えに忠実に従って、結果を出している国がシンガポール、台湾、韓国、中国等のアジア諸国だ。

中国ではキューバ製のインターフェロン・アルファと日本製のアビガンを使って治療に専念し、新規感染者の数を上回る数の健康回復者を出す様になっている。韓国も新規感染者の数が一桁に減っており、経済の一定規模を維持することが出来ている。これらのアジア諸国は今後必ず襲ってくる第二波、三波を乗り越えるエクスパテイズを既に獲得している。

欧米は軒並み戒厳令もどきの外出禁止令で対処したが、感染者と死者の数は想像を絶するものがあり、地獄の憂き目に遭っている。であるにも関わらず、又、新規感染者の発生数が未だ高い水準にあるにも拘わらず、経済再開を始めるらしい。さすが、新自由主義、感染も、死も、自己責任ということだろう。又、そうでもしなければ、労働者革命が起こるリスクが極大化するのだろう。

感染症には科学に基づき対処するのが鉄則。その科学を科学が始まった欧米が軽視する背景には一体何があるのか?一方、日本以外のアジア先進国が軒並みに科学を信奉し成果をあげている。私にはそのことも興味深い。

日本は一体何を目指すのか?欧米型にもなれそうにないし、さりとて、科学を重んずるアジア方式でもなさそうだ。当局は外出自粛を唱えるだけで、根拠となるデータが無いし、出口戦略もイメージされない。哲学も無い。日本がコロナにどれほど汚染されているのか、分からない。アビガンの承認も遅れている。ワクチン期待というのが漏れて来るが、ワクチンはインフルエンザでも分かるようにインチキである疑いは拭いきれないのだ。

アジア人より優れていると信じている日本人の多くは親自民党だ。彼らを悲嘆させないためにも、何もしなくてよい。テストから始まる隔離政策に訴えるのはもう時代遅れだ。ただ、一つ、安倍政権にやってもらいたいことがある。アビガンの大量生産だ。アビガンが通常の内科の処方で感染者の手に入るようにすることだ。


No.2
55ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。