tako2008さん のコメント
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今、日本は重要な時期に差し掛かっている。 コロナ対策をどうするかだ。
コロナ配策は容易な政策ではない。相反する二つの目的がある。①命を最優先し、検査、感染の機会を避けるため「ソーシアル・ディスタンス」を強化する、②経済・社会活動を出来るだけ通常を保つ。
そして、今そのかじ取りが厳しい事態に直面している。
東京都は1日あたりの人数は過去最多を更新。3日連続の200人超えも初めての事態である。この数字は様々な解釈が出来るであろうが、東京都の「東京アラート」を参考にすればいい。 一週間、一日当たり感染者数が平均20人を割ったら「東京アラート」を解除し、50人超えの時には再発動を考慮するというものであった。その基準がどこまで客観的合理性があるかはともかく、一応の基準である。この数字の何倍もの感染者が出ているのである。
この状況を踏まえ、政府は当然「緊急事態」の発動を考慮する時であるがそれ
ウィルスを放置することは、経済の全開をより遅らせることになる。
門外漢なりに、今後の防疫戦略を考案してみた。
もしここを見ていてる当事者がいたら、検討して欲しい。
より優れた戦略がすでにあるのであれば無視し、その計画を何よりも
優先して速やかに実行に移すべし。
<ウィルスについて>
まず、新型コロナのウィルスは、大分類すると下記の3種類に
分けることができる。
・S型(武漢前)… コウモリから変異、普通の風邪よりやや毒性が強い
・L型(武漢型)… 武漢にて発生、インフルエンザ並みの感染力と毒性
・D614G型(欧州型)… 欧州にて変異?感染力が9倍強いとされる
日本国内の「D614G型」割合は約半数(5月時点):
https://www.covid19-yamanaka.com/cont4/32.html
日本で4月に猛威を振るったのは主にD614G型(欧州型)とされており、
L型(武漢型)は入国制限により押さえ込んだとしている(感染研)。
また、S型については、昨年10月~12月の間に中国から渡ってきたもの
であり、病状は普通の風邪とさして変わらず、それほど脅威ではない。
一般のPCR検査、および抗体検査では、ウィルスの3種類の変異型を区別
していないと思われる(個人的推測)。従って、陽性と診断された感染者
のうち半数程度は問題ないと思われる。(注意:専門家でない者の分析)
<防疫戦略について>
欧州からの渡航制限が遅れたため、D614G型(欧州型)はすでに国内
に蔓延してしまったと思われ、都市封鎖といった「根絶」戦略は既に
手遅れと思われる。長期戦を覚悟した「抑制」戦略が現実的ではないか。
前提条件は、ウィルスの拡散速度を、検査・治療速度が上回ること。
また、海外からの渡航制限(または検疫)を継続すること。
<生活保障について>
必要以上の自粛は経済へのダメージが大きい。また、自粛要請する
為の生活保障の財源も無限ではない。従って、症状毎に細分化された
基準を設けて生活保障を行う。
症状なし 症状有(軽症) 症状有(重症) 基礎疾患あり
幼年 注意 危険 危険 危険
若者 安全 注意 危険 注意
中年 安全 注意 危険 注意
高齢 注意 危険 危険 危険
「安全」… 2週間程度の自粛+所得に応じた「累進的」生活保障
「注意」… 要通院治療、完治後2週間自粛+所得に応じた生活保障
「危険」… 要入院治療、完治後2週間自粛+所得に応じた生活保障
(基準はもっと細分化する必要がるかもしれない)
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