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フレデイ タンさん のコメント

どんな国でも同じ事。権力が維持され、支持を増し、強固にしたいなら、善政を布かなくても可能だ。国内、国外を問わず、敵を作り、攻撃すればよい。

この基本技をトランプは上手に使っている。トランプは若い時にニューヨークの地上げで実績を上げた男だ。彼は本能的にその技を駆使できるのだ。

トランプは黒人弾圧を厳しくしている。結果、ブラックでない米国人、つまり、黒人嫌いのオリエンタル、ラテイノの支持増に繋がっている。

トランプは中國をこっぴどく批判して見せ、経済で締め上げようとしている。これによって、働く場所が無くなっている白人貧困層の支持をかき集めている。

トランプのコロナ対策は大失敗なのに、トランプは中国が感染源だと喚き、中国に濡れ衣を着せて、矢が自分に向かうのを阻止している。米国民はペテンに引っかかっているのに気が付かない。実におめでたい。

トランプと安倍さんはお友達。安倍さんは嫌中に加え嫌韓嫌朝ムードの中で首相在任期間新記録を樹立した。その喜びは18歳で8段になった聡太君のそれに匹敵しよう。

日・米の現行権力はXENOPHOBIA(外国嫌い)と言う点で見事にシンクロしている。本来の仕事である民生の向上は両国では無視されている。

トランプはそのXENOPHOBIAの代償を払うことになろう。

(日本?これからそれに気が付き訂正をするかしないかで代償の有無は決まろう。)
No.2
51ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は米国大統領選を予測する時、少なくとも3つの指標を使用する。 ①      全米全体の支持率 ②      激戦区の動向 ③      賭けの支持の動向 米国大統領選は総得票ではない。各州に選挙人数が割り当てられ、各州は商社が全どりである。ここから総得票数で負けても、選挙人数で勝つという事態が生ずる。2000年のブッシュ対ゴア、2016年のトランプ対ヒラリー・クリントンがそれである。従って、①の全米全体の支持率では正確には把握できない。そのため、激戦区の動向を見る必要がある。これで選挙人数を積み上げていく必要がある。  他方、賭けは、一般人より将来の見通しを織り込むなど予測がより正確に現れる場合が多い。さて、現在の状況を見てみたい。 ①      全米全体の支持率  トランプ 43.4 %、 バイデン 49.6 %( 8/12 - 8/31  平均) ②      激戦区支持率    トランプ 45.4 %、 
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。