政府幹部が変な自信というか、変な予測をしているとしか見えない。

アジア諸国は、どの国も強権的に対処し、コロナ乗り切っているが、米国西欧は強権的ではあるが、実態は半強権であり、中途半端になっている。

日本は、強権は執行していないが、幸い日本人は衛生観念と政府の言うことを信頼する国民性により、第二派まで乗り切ってきた。その根底は、国民性とクラスター対処と外出自粛である。

現時点では、外出自粛どころか、
①政府が税金を使って音頭を取り外出を奨励している。
②政府が税金を使って音頭を取って食事を奨励している。
③外国からの入国をかなり緩和している。一日の入国者の陽性者を公表していないが、毎日かなりの陽性者が出ている。
④クラスター追跡ができなくなり、発生源を家庭内とするようなごまかしを始めている。

最近の政府の態度を見ていると、すべて国民にお任せ。学校で子供たちに感染防止策を伝えているようなもので、政府としての責任感が全く見えない。菅首相が食事の時、食べていないときはマスクをし、食べているときには会話をしないことを求めるに至っては、首相は何をすべきが分からず、学校の先生のような事をしているといわれても反論できないでしょう。

国全体が評論家であり、国のなすべきこと、自治体のなすべきことが全く不明確となっている。国民の要求が多岐に渡り、一方を立てれば他方が立たず難しいかじ取りを任せられており苦労は理解できるが、その困難を打開するために政治家がいるということに目覚めてほしい。また、何かやろうとすれば上げ足をとろうとする社会的傾向をこの機会に真剣に議論しなければならないのではないか。