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changeさん のコメント

道元・ハイデッガーなどを毎日読書していると、詩歌の世界の、俳句の世界が分かりやすい。
過去・現在・未来を具現化した眼前に展開する現象を「夢・幻」としてとらえれば、よくわかる話である。

時は飛去来すると捉えると、具現化した姿は、本来的に見ると捉えていない。とらえているのは人の心であり、「心の中に生きている」というべきでしょう。

人の心の中では、「過去・現在・未来」は分かれているようであるが、「過去・現在・未来」は一体的に心の中で、浮かんでは消え、浮かんでは消える。その繰り返しの中で毎日生活している。

この人間の本質をとらえて考えるならば、「前向きでなければならないが、前向きだけではいけない」。「歴史を注視しなければならないが、歴史にとらわれ過ぎてもいけない」。

物事に対して、「こだわりすぎる」、「とらわれすぎる」、「偏り過ぎる」心の特徴を把握して、物事を見ていくことの重要性を改めて実感する。

話は違うが、最近中国の習近平が「動脈瘤」という記事が見られ,石平氏が昨年と今年の人民日報の記事を比較しておられる。
動静がはっきりする「習近平氏の写真」が12月29日付という分析などもしており、病院に入院している確率が高いのではないか。習近平の動向がわかる人教えてほしい。
No.1
46ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  人の世の儚さを歌った名詩は幾つかあります。漢詩の代表的なものは「代悲白頭翁(白頭を悲しむ翁に代って)でしょう。「歳歳年年人同じからず」はしばしば聞くフレーズですが抒情性豊かな詩の一部です。劉希夷(唐、651-679?)の作です。 洛陽城東桃李花                   洛陽城東 桃李の花、 飛來飛去落誰家               飛び来たり飛び去って誰が家にか落つ。   洛陽女兒惜顏色                洛陽の女児 顔色を惜しみ、 行逢落花長歎息               行々落花に逢うて長歎息す 今年花落顏色改                   今年 花落ちて顔色改まり、    明年花開復誰在               明年 花開いて復(ま)た誰か在る。    已見松柏摧爲薪                   已(すで)に見る 松柏の摧(くだ)かれて薪と為るを 更聞桑田變成海        
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。