なしさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
人の世の儚さを歌った名詩は幾つかあります。漢詩の代表的なものは「代悲白頭翁(白頭を悲しむ翁に代って)でしょう。「歳歳年年人同じからず」はしばしば聞くフレーズですが抒情性豊かな詩の一部です。劉希夷(唐、651-679?)の作です。 洛陽城東桃李花 洛陽城東 桃李の花、 飛來飛去落誰家 飛び来たり飛び去って誰が家にか落つ。 洛陽女兒惜顏色 洛陽の女児 顔色を惜しみ、 行逢落花長歎息 行々落花に逢うて長歎息す 今年花落顏色改 今年 花落ちて顔色改まり、 明年花開復誰在 明年 花開いて復(ま)た誰か在る。 已見松柏摧爲薪 已(すで)に見る 松柏の摧(くだ)かれて薪と為るを 更聞桑田變成海
今度は 漢詩てすか。
本当に教養豊かなのですね。
私などは以前スカンジナビア語の学習にはまった時期があるのですが
飽きが来て中だるみ、
今度はNHKのハングル講座がきっかけで朝鮮語をはじめて、これまた
中途半端。
何をやっても続かない男とカミさんにあきられるやらバカにされるやら。
孫崎さんのロシアの詩の翻訳をたびたび読むにつけ、ああ、
俺なんかとは教養の基礎力がまるで違うわと、ちょっと切ない。
Post