フレデイ タンさん のコメント
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私達の人生に文学は何の価値があるのだろうか。 私の娘は今米国の大学の英文学科で、米国文学を助教授として教えている。 彼女がバージニア大学で博士課程の時、日本の著名な人に豪華な食事にご馳走になり「文学の研究って何の役に立つの」と疑わしそうに問われたそうだ。その時、娘がどう答えたかは失念した。 私達は小説を読む。私も『小説外務省』と銘打って、「小説」を二冊書いた。まさに「小説とは何の役に立つの」に答える義務がある。 私は今、ロシア(ソ連)作家 パウストフスキー をロシア語で読んでいる。正直言って、私はチェーホフよりパウストフスキーが好きだ。 彼の小説に『遥かかなたの年々』『不安定な若者時代』『未知なる世紀の始まり』の三部作の自叙伝がある(邦訳はほとんどない)。彼はキエフの裕福な家庭に生まれ、キエフ第一の高校に入り、文学で生きる決意をする。しかし、第一次世界大戦、革命が起こり、父母の離婚もあってどん
本日、朝日新聞が珍しく中国の一帯一路を、一応、中立を装って、記事を書いてます。陸のシルクロード、海のシルクロードが地図化されてます。この地図の示唆は明らかに日米が蚊帳の外だということです。その地図の中央に新疆があるのです。ニューヨークの巨大資本が、イラクに大量破壊兵器保有を口実に侵略までしたのを、今、まねて騒ぐのも、なるほどと思わざるを得ないのです。更に、この記事の下に三菱の中川浩一氏の「米国の中東撤退政策が既定路線だ」と言わんばかりの小文が載せられていて、おいおいここまで言うか、と驚かされます。朝日の中で米国の威信が今後亡くなっていくと読む派が生まれているのかと思わせる記事作りです。
続く
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