りゃんさん のコメント
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自民党の 二階幹事長は15日、TBSのCS番組収録で、 コロナ感染拡大が続く場合、今夏の東京五輪を「すぱっとやめないといけない」と述べた。 日本国内ではすぐにこの発言の効果を否定する動きが出、二階幹事長自身も「自民党として「安全・安心な大会の開催に向け、しっかり支えていくことに変わりはありません」と釈明し、国内的にはとりあえず、抑え込んだ。 ただこの動きで興味あることは、海外メディアが極めて迅速に報道したことである. ロイター通信、 AFP, ブルームバーグ、中国やロシア、ドイツ、オーストラリア、南アジア、中東など世界各地のメディアが報道を行っている。 今世界のほぼすべての国の世論は今夏の東京五輪開催に批判的である。 その論調は ① 世界でコロナが改題中である、 ② 日本でもコロナが制御されていない、 ③ 死亡、病気を抑えることは、何よりも優先される。 今後、東京五輪開催について
さて、東京五輪の開催決定権者の机のうえには、決断に必要なすべてのデータがあり、あとは決断だけだろうとおもう。わたしはどっちでも支持することにしている。
そのうえで少し発言するなら、
ガーディアンのいう「五輪がパンデミックを一段と悪化させる危険」については、外国からの選手・コーチ・そのほかの関係者については、五輪委員会がそれなりの基準を示し、各国が責任を持ち、一般の日本人とはいっさい接触させないという感染対策で、しのげるとおもう。
問題は日本国内のほうで、最近の状態を見ると、日本人も含めいっさい無観客にするだけでなく、東京の街頭や店の中に今以上の人出を絶対に増やさない、といったようなことが必要だとおもわれる。
しかし、そういうオリンピックが楽しいだろうか? わたしは、感染の蔓延よりも、そっちのほうが気になる。ただでさえ、各国の選手選考は困難を強いられ、選手の練習も十分でないであろう。そうすると、いかにも盛り上がりのかけるオリンピックとなるのではないか。それでもやる意味をどこに求めるか。
一方、NYTのいう「今や五輪全体を終える時になった」という議論には、わたしはかなり以前は賛成であった。いま考えなおしているのは、このところパラリンピックの一定の成功をみたからだ。障碍者スポーツを振興させるためには、世界選手権などではダメだった気がする。五輪が必要だった気がする。
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