PL紳士さん のコメント
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25日、衆院北海道2区補欠選挙が実施される。補選は、 鶏卵生産会社から賄賂を受け取ったとして収賄罪で在宅起訴された 吉川貴盛元 農水相 が議員辞職したことに伴う。 吉川貴盛氏は元農水相ではあるものの、自民党の大物という訳ではない。 また、金を提供した側も、鶏卵生産会社であり、日本の経済界の主要企業ではない。 多分、日本の経済界の大企業は、自己に有利な政策決定を依頼しているであろう。そしてその見返りとして巨額の金が関係政治家、大物政治家にわたっているであろう。しかし、この関係が贈収賄として表に出ることはない。何故だろう。 ある自民党の元国会議員がこのからくりを説明してくれた。 ① 企業Aは大物政治家Xに自分達の都合のいい政策を依頼する。 ② 政治家Xはこれを実現する。 ③ 企業AはXに謝礼をすることを決める。 ④ しかしこの金は直接Xにはいかない。自民党に提供する。
お金を配ってくれたからそのからその候補者に投票する。もっぱら自分が勤めている企業の利益を推進してくれるからその候補者に投票する。見てくれやルックスが秀でているかその候補者に投票する。
その結果、選ばれた政治家がどのような政治行動をするか? 真の民主主義とはほど遠い政治が行われることは、目に見えています。
要は、有権者の責任が大きいのです。なぜそうなってしまうのか?
最大の原因は、やはり「学校教育」でしょう。子供に時代から「主権者としての教育」が行われていません。
そもそも先生自身が分っていないのだから、そうなるのは至極当然でしょう。それを改めるには、気が遠くなるほどの長い時間が必要です。その道のりの長さを感じ、ほぼ絶望に近い気持ちになります。
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