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changeさん のコメント

イランにとって①核放棄の核合意と②経済制裁解除との選択でどちらに国益が大きいかである。

さらに、イランをめぐる外部環境がイランにとって厳しくなっているかどうかである。

米国との関係はロシアと同じである。経済制裁下にある。
ロシアはイスラエルはもちろんアラブ諸国と良好な関係にある。
ロシアとイランはカスピ海で軍事協力を結んでいる。
ロシアは表面上は中国と連携しているが本音では不信感が強い。
ロシアは中国の「一帯一路」に対抗しうる輸出網を敷いている。ロシアからアゼルバイジャン・イラン経由でインドを船・鉄道・道路で約7200キロメートルの「南北輸送回廊」を敷いている。

ロシア・イラン・インドは中国に対する軍事・経済協力網を形成しており、米国との経済制裁との天秤で考えれば核保有があってロシア・インドとの協力関係が維持されるとみなすべきではないか。イスラエルにとってもこの地域での米国の存在価値が薄れてきているのではないか。
No.2
35ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・バイデン政権がトランプ政権と異なった外交政策を実施する可能性の一つとして、しばしばイランの核合意問題がある。結論として言えば、合意が成立する可能性は少ない。 ・まず核合意の流れを見てみよう。 「イランの核兵器開発を大幅に制限する合意。イランと 6 カ国 ( 米・英・仏・独・ロ・中 ) が 2015 年 7 月に結ぶ。合意内容は、イランが濃縮ウランや遠心分離機を大幅に削減し、これを国際原子力機関 (IAEA) が確認した後、見返りとしてイランへの経済制裁を段階的に解除するというもの。 18 年 5 月トランプ政権は、核合意に弾道ミサイルの開発規制が盛り込まれていないこと、核開発制限に期限が設定されていることなど理由に離脱」。 ・米国を除く諸国は、中東の混迷の中、イランが核保有国になると、イラン・イスラエル関係が一段と緊張し、さらにサウジなどが核兵器を持つ路線に切り替える可能性があり、これを阻止することが極めて重要であると判断し
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。