日本ではPCRのCt値もチャイナ肺炎死の基準も、ここ半年くらいのあいだに変更されたという事実はありません。その同じモノサシで、ワクチン接種高齢者のチャイナ肺炎感染割合やチャイナ肺炎死が減っているのであれば、それはワクチンの効果であろうと考えるのが自然でしょう。

中国では死亡者の数を政治が決定するのかもしれません。捏造は、大躍進政策から文化革命にかけて一説によれば千万単位で人を殺し、いままたウイグルで人を虐殺している中国共産党のお手の物なので、親中派なヒトビトはそういう考えになるのかもしれませんね。

「米国でワクチン接種した老人」のはなしは、何を言いたいのかよくわかりませんが、ｍRNAワクチンでチャイナ肺炎ウイルスに感染したのだといいたいのなら、現時点での理論からも実験からも、ありえません。こういうのが非科学的な反ワクチン論の典型だとおもいます。一次資料を示していただければ、さらに検討しますけれども。

あ、そんなものを示すより前に、フレデイ　タン　さんは、今から後、ありとあらゆるワクチンをうけることはしない（チャイナ肺炎ワクチンだけでなく、インフルエンザやヘルペスや肺炎球菌に対するワクチンも含め）と、宣言なさったらどうでしょうか。

なお、ｍRNAワクチンの技術は、今回のことで劇的に進み、今後はがん治療にも応用されていくはずです。これから１０年くらいのあいだには、実用化されていく可能性もあるとおもいますが、フレデイ　タン　さんは、そういうものも、いっさい拒否して生きていけばいいと思います。