フレデイ タンさん のコメント
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ノリーナ・ハーツ著、『 THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』(ダイヤモンド社、2470円)は、「無力感・孤立感、メンタルヘルスの危機、政府・企業の無関心、孤独ビジネスの拡大、小犯罪・クレームの増大、極右・極左への傾倒など… 世界に広がる絶望の連鎖を断ち切るヒントは ? 」を主題としている。著者は「ノリーナ・ハーツ (Noreena Hertz) ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授、戦略、経済的リスク、地政学的リスク、人工知能 (AI) 、デジタルトランンスフォメーション、ミレニアル世代とポストミレニアル世代について、多くのビジネスパーソンや政治家に助言している。「世界で最もインスピレーションを与える女性の 1 人」 ( ヴォーグ誌 ) 、「世界のリーディングシンカーの 1 人」 ( 英オブザーバー紙 ) と評価され、世界のトレンドを見事に予測してきた」とされている。 著者は、世界に「孤独」
新自由主義を受け入れ躍進した大国は中国と米国だ。その二大大国が新自由主義の副作用に悩んでいる。特に若者の孤独と絶望だ。
これらは両国にとって深刻だ。その矛盾を克服する為に米国は9.11を起こし、テロとの戦いと言う戦争バージョンに国民の意識を統合することに務めた。その元にあるイデオロギーは愛国だ。
中国は高度経済成長でそれら諸問題を克服して来た。その成長も止まりつつあり、米国の愛国に対応して、中国も愛国を唱えている。
そうそう今日のテーマは新自由主義と孤独。
上記のように今と今後を考えると、中国の孤独は癒されるだろうが、米国と日本の孤独は益々ひどくなるということ。
米国はその愛国の発露としてイスラム国家群の征服を試みたが、大失敗に終わり、それにも懲りず、次は中国をターゲットにしているからだ。
米国と中国の愛国主義の戦いは今後本格化するであろう。したたかな米国はこれまで露独間のパイプラインに対して破壊活動をひたすら展開してきたが、改心してやめるらしい。子供の喧嘩と同じで、露中対米国、つまり2対1では負けるから、露中の分裂を図る計算だろうが、そういう計算しか出来ない米国はオボコと言えよう。
そのオボコの米国がオボコの菅氏を扇動し、中国に喧嘩を仕掛ける。嫌らしい。これは妄想ではない。日米の大いにあり得る今後の姿だ。米国と日本の普通の国民はしらけるしかない。
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