• このエントリーをはてなブックマークに追加

p_fさん のコメント

userPhoto
p_f
> 世界的に、「孤独」感が増大する社会

実際は米欧や その模倣である日本のような国の都市生活者に限定される話でないか。
耳目を集めたくて有名人を目指したが、有名になったら なったで、世間の目が煩わしくなり、常に人目を避けるようになった━これと似た感じがなくもない。
かつて、殆ど軽蔑していた上司が ある時「人間、死ぬ時は独りなんだ」と発して、一瞬 見直した覚えがある。
岸恵子氏曰く「私が一貫してテーマにしたいことは《孤独》。そしてその取り込み方なのだ。孤独とは一人ぼっち、になることではない」
ハーツ教授は孤独の元凶=新自由主義との論だが、スマホの方が支配的でないかと個人的には睨んでいる。だが、フリードマン「教祖」が始めた新自由主義など、大衆をいいカモにする詐欺商法でしかないのは言うまでもない-

「フリードマンは数字やシステムが好きだったことから、経済学の道に進んだ...シカゴ学派はその信奉者たちにとって、自己完結した世界だった。まず出発点は...個々人が自己利益に基づく願望に従って行動することによって、万人にとって最大限の利益が生み出されるという前提にある...だがフリードマンが提起した自由市場のルールと、それを課すための抜け目のない戦略が一部の人々に極端な繁栄をもたらし、彼らがそれによって国境も規制も税金も無視し、新たな富を築くためのほぼ完全な自由を手にしたことは、もはや反論の余地がない...
彼の両親は...縫製工場を買い取って経営していた...それは「今日なら“搾取工場”と呼ばれるようなところ」だった...フリードマンは...この工場のことをしばしば話題にし、規制撤廃した資本主義の恩恵を証明するケーススタディとして紹介した。たとえ劣悪で規制などまったくない職でも、自由と繁栄に向かう はしごの第一段目までは上ることができるのだ、と。シカゴ学派の経済学の魅力の大きな部分は...経営者側の利益を守る方法を提示したことにあった。」(N.クライン著「ショック・ドクトリン」)
No.3
41ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ノリーナ・ハーツ著、『 THE LONELY   CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』(ダイヤモンド社、2470円)は、「無力感・孤立感、メンタルヘルスの危機、政府・企業の無関心、孤独ビジネスの拡大、小犯罪・クレームの増大、極右・極左への傾倒など…  世界に広がる絶望の連鎖を断ち切るヒントは ? 」を主題としている。著者は「ノリーナ・ハーツ (Noreena Hertz) ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授、戦略、経済的リスク、地政学的リスク、人工知能 (AI) 、デジタルトランンスフォメーション、ミレニアル世代とポストミレニアル世代について、多くのビジネスパーソンや政治家に助言している。「世界で最もインスピレーションを与える女性の 1 人」 ( ヴォーグ誌 ) 、「世界のリーディングシンカーの 1 人」 ( 英オブザーバー紙 ) と評価され、世界のトレンドを見事に予測してきた」とされている。  著者は、世界に「孤独」
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。