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フレデイ タンさん のコメント

>>5
続き
このことに関連して思い出すのは、1930年代の米国とナチス・ドイツの関係だ。

自動車王のヘンリ・フォード、化学大手のデユポン、石油王のロックフェラーといった米国資本はナチス傘下のドイツ企業と強い絆を資本のみならず技術面で持っていた。ナチスが崩壊すれば、彼らの損害は多大となる。彼らは反ユダヤ主義をも隠さず唱え、ナチスを支援している。

一方、ルーズベルト大統領はナチスをファシストと位置づけ、ソ連と組んでナチスを潰すことに力を入れた。その政策を苦々しく思う米資本家たちはルーズベルトの変死後、トルーマンを立ててナチス残党の救済に果敢に動いている。

ナチスに多大な投資をしたロックフェラーたちはブレトンウッズ体制を作り多大な投資損の回収を図ることに成功し、1970年にはプラザ合意に漕ぎつけ、ドル印刷支配体制を完了させ、すかさず、中国にキッシンジャーを派遣し、ドルをふんだんに投資し、今日のチャイメリカを造り上げたのだ。

ブラックロックが主導権を得るか、ジョージソロスが勝つか、一時もウオール街から目を離すことは出来ない。当時と違うのは矛盾だらけのナチスと違い、中国は誰も潰すことの出来ない強大な国家となっていることだ。
No.6
36ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。