RT－Beijing wants US to ‘open biolabs’ to international experts
https://www.rt.com/news/551855-china-biolabs-international-inspectors/

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2022/3/14

北京は米国に「バイオラボを国際的な専門家に開放」することを望む━もし国防総省が資金提供する研究が、ワシントンが主張するように良性であるなら、なぜそれを精査の対象にしないのか？－中国外交部

中国外務省の趙立健報道官は、月曜日のブリーフィングで、国防総省が資金提供しているバイオラボのグローバルネットワークが、国際的な監視の対象とすることで、悪意のある研究を行っていないことを証明すべきだと述べた。

「もし米国が自分たちの活動が良性であることを証明したいのなら、なぜそれらのバイオラボを国際的な専門家による独立した検査に開放しないのか」と彼は尋ねた。

米国が国防脅威削減局（DTRA）を通じて資金提供しているバイオラボは、世界中に点在している。米国は、これらのバイオラボが世界各地の危険な感染症に関するデータを収集する早期警戒基地として機能すると主張している。

中国やロシアを含む懐疑的な国々は、研究所は米国に代わって生物兵器の研究を行うという暗い目的も持っているのではないかと考えている。このような研究は、秘密保持のために外国で行われ、この種の軍事研究を控えるというワシントンの国際公約を回避するために行われていると、批評家は主張する。

このネットワークは今月、ロシアによるウクライナへの軍事攻撃の中で再び脚光を浴びることになった。モスクワは、ワシントンがウクライナの研究所に命じて、非常に危険な病原体などのサンプルを破壊させたことを証明するとされる文書を公開した。これに対し、米政府関係者はさまざまな説明を行った。

ビクトリア・ヌーランド米国務次官（政治担当）は、ワシントンがキエフに実験材料を破棄するよう指示したことを宣誓して認め、同国政府は研究がロシアの手に渡ることを懸念していると述べた。

国務省のネッドプライス報道官は、米国とウクライナが生物兵器を禁止する生物兵器禁止条約（BWC）に違反しているというロシアの疑念を否定した。彼は、ロシアが活発な細菌戦の研究を行うことで、条約そのものを破っていると非難したが、何の証拠も示さなかった。

リンダ・トーマス＝グリーンフィールド国連大使は、金曜日にロシアが招集した国連安全保障理事会で、米国はウクライナや世界のいかなる場所でも生物兵器プログラムを支持していないと述べた。

ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は水曜日、ロシアが武力紛争をさらにエスカレートさせるために、ウクライナで生物・化学兵器による「偽旗」攻撃を準備している可能性があると主張した。

趙麗健氏は、バイオラボに関する米政府高官の発言は「矛盾しており、混乱している」と述べ、明確でないことが北京に不安を与えていると指摘した。米国は1990年代に、各国がBWCを遵守していることを検証する国際的なメカニズムを構築する試みに、悪名高く反対した、と彼は指摘する。

一方、米国は「何十年もの間」、ことあるごとに他国が（大量破壊兵器の不開発に関する）義務を遵守していないと非難し、検証団の受け入れを要求し、さらには制裁を加えてきた」と、外務省報道官は述べた。

また、「自国の研究の透明性を否定しておきながら、国際査察については二重の基準を持っている」とも述べた。米国は、ウクライナのバイオラボに注ぎ込んだとされる数億ドルの資金が何に使われたかを明らかにするべきだと述べた。