RT 27 Apr, 2022

バイデン氏、オルブライト氏の「人間性」を称える━米大統領、故元国務長官を「世界における善の力」と称え追悼
https://www.rt.com/news/554639-biden-madeleine-albright-eulogy/

ジョー・バイデン大統領は、米国初の女性国務長官であるマドレーン・オルブライトを、その「善良さと優しさ、人間性と知性」で「歴史の流れを変えた」「世界の善の力」と讃えた。

バイデンは水曜日にワシントンで行われたオルブライトの追悼式で、「彼女の名前は今でも世界の善のための力としての米国の代名詞です」と述べた。チェコ出身のこの外交官は、当時のビル・クリントン大統領の下で国務長官を務め、先月84歳で癌のため亡くなった。

オルブライト氏は訃報を受けて、グローバリストの活動家ジョージ・ソロス氏、マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏、英国の元首相トニー・ブレア氏、ビル・クリントン、ジミー・カーター、ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマ元大統領など、篤志家から称賛の声が上がった。バイデン氏も水曜日に同様の感想を述べている。

「マデレーンにとって、私の立場から言えば、米国として知られるこの偉大な自由の実験に奉仕すること以上に、高い使命、大きな名誉はありませんでした」と大統領は述べた。「彼女の思い出が、これからも私たちの国にとって祝福となりますように。そして、彼女の言葉と行いを私たちが忘れないように」

しかし、それらの「言葉と行い」に対する想起がすべて肯定的なものであったわけではない。

ラジオ司会者のマイケル・サベージや作家のマイク・サーノビッチなどの批評家は、彼女を「戦争犯罪人」と呼んだ。

オルブライトは、1996年のCBSニュースのインタビューで、米国の制裁による推定50万人のイラクの子供たちの死は「価値がある」と主張したことで悪名高い。彼女は1999年、NATOによるセルビアへの78日間の空爆作戦を支持し、2012年にプラハで行われた本のサイン会で、親セルビアの活動家たちを「嫌なセルビア人」と呼んだ。その後、彼女の投資会社がコソボの通信・郵便事業の民営化提案に入札していたことがメディアで報じられ、戦争営利主義者として非難を浴びた。

ベンジャミン・ノートン@BenjaminNorton
“バイデン氏の極めてタカ派的な国務長官アントニー・ブリンケンが、戦争犯罪人のマドレーン・オルブライトを模範と見なしていることが、すべてを物語っている。
オルブライトは、米帝国の利益を促進するために、100万人のイラクの子どもたちを殺人的な制裁で殺害することを公然と正当化したのである。”

アントニー・ブリンケン長官@SecBlinken
“私の「勇気のある女性」の一人は、マデレーン・オルブライトです。国連大使と女性初の国務長官としての外交キャリアにおいて、彼女の粘り強さと有効性は、米国をより強く、より世界的に尊敬される存在にしました。彼女は、私や多くの外交官の模範となっている。”

バイデン氏は2日、オルブライト氏がNATOを強化し、活気づかせたことを称賛した。また、オルブライトは何世代にもわたって若者を指導し、現在の米国の「外交政策確立」の一助となったと付け加えた。

バイデン氏は「彼女は米国を『不可欠な国』として語ることを好んだ」と述べた。「彼女にとって、この言葉は決して傲慢なものではありませんでした。それは、この国が彼女のために可能にしてくれたすべてに対する感謝の言葉でした。それは、米国だけが世界中で解き放つことができる無限の可能性に対する彼女の信念の証であり、米国の力が永続的な米国の価値観と結びつき、それによって動機づけられるときに何を達成できるかを彼女が理解していたことの証でもありました。」

バイデンはまた、オルブライトを、人を理解し思いやる外交官として賞賛し、「若い女性は、国家安全保障に関わるすべてのテーブルに自分たちの居場所があることを知った」と評価した。

しかし、2016年に大統領候補のヒラリー・クリントンのキャンペーン中に、オルブライトは自分の政治に賛同しない女性を非難し、「助け合わない女には地獄が待っていることをお忘れなく」と発言した。

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ブリンケンはもとより、デマ太郎もこのDS戦争犯罪人「傲慢」オルブライト門下であることをお忘れなく。