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changeさん のコメント

曖昧戦略は中国との関係を友好的な関係を保ちたいという立場なのでしょう。

「台湾の立ち位置を米国が支持するようで支持しない。支持しないようで支持する。」
中國はどのように判断するか。自分の都合の良いように理解する。台湾に対する立ち位置を徐々に強化していくといえる。
米国の経済力、軍事力が中国を圧倒している場合は、最善の方法であるといえる。

中国の力が強くなり国全体の軍事力でなく、アジアに展開する軍事力で比較した場合、中国の方が上回り始めたとバイデン大統領は認識しているのでしょう。
台湾に対する関与を強めようとした場合、米国一国対応判断でなく、同盟国の支持を確保するためには、一定の方向付けなくしては同盟国が動くはずがなく、今回一定の方向性を打ち出したのでしょう。

問題は具体的にNATOアジア版が形成できるかどうか。今回提示されたIPEFを経済同盟版と見ることもでき、軍事的同盟に発展できるかどうかは米国内の意思統一を含めて一番大きな課題なのでしょう。米国民の支持が広がるかどうか。
No.1
30ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。