xyzさん のコメント
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私は 36 年間外務省で勤務しました。外国では英国、ソ連、イラク、カナダ、 ウズベキスタン、イランで勤務しました。必ず韓国の外交官に会います。多くの場合、出だしはぎこちないものになります。でも、大抵、最も親しい外交官が韓国外交官となります。それはどこの地の勤務でも同じです。 韓国の外交官から様々なことを教えてもらいました。 一人は朴正煕大統領のことを話してくれました。彼は次のように述べました。 「カーター大統領が訪問し、青瓦台を訪れた。ここでカーター大統領は韓国の人権問題を批判した。この時、朴正煕大統領はカーター大統領に対して“米国にも黒人問題という人権問題がある”と反論した。これを聞いたカーター大統領は顔を真っ赤にして会談の場を立った。会談はまだ 10 分もたっていなかった。 この少し前に盗聴事件が起こっている。米国が青瓦台に盗聴器を仕掛けていた。これを発見した朴正煕大統領側は逆に米国大使公邸に
問題なのは捉えている課題が両国で異なり、年々その差異は拡大しつつあるという点である。即ち韓国にとっては対米独立と中国を中心とする経済圏での中心的位置に食い込むことが国家的な目標となりつつある。逆に日本の国策は如何に対米隷属を維持、推進しつつ米国の東アジア戦略に従って日中関係を適度に緊張させ続けるかに力点を置いている。これでは米屋とパン屋に協力しろといっているようなものだ。
かつて日本はドイツと似た政治的状況に置かれていた。枢軸の主要国家として戦後の冷戦構造を生き抜いてきた。しかしお互いが選択した諸政策の結果の違いが半世紀を越えて我々に自由と独立の尊さを示唆している。多国間協調と二国間主従、ライバルとの和解と対立、左右協調と保守独裁。結果、アチラは欧州の盟主でありコチラは米国の奴隷である。
ここで韓国にも先を行かれたら日本人はどう言い訳するのか?おそらくベトナムかモンゴル辺りとライバルになってどんぐりの背比べをしているのだろう。つまり我々には一刻の猶予もないということだ。
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