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フレデイ タンさん のコメント

米国の証券市場、債券市場、通貨市場、貴金属市場のことごとくがFRBによって操縦されており、どれ一つとっても自然の需給を反映した局面はないのです。FRBが利上げについて発表し、ウオール街、メデイアが反応を示すのを読むにつけ、仕手同士の語りのぶつけ合いみたいに聞こえてまいります。

米国の問題は連邦政府の財政赤字とリーマンショック後の金融機関の破たんした財務諸表の見た目を繕うために未曽有のマネーサプライを増やし続けた結果、金融市場が末期的な状況に陥り、ドルをどうするかかが喫緊の課題となっているのだが、米国の威信にかけて、それは絶対に公表できないのです。

FRBの議長が金利をどうするかコメントするが債券を暴落させるわけにはいかず、暴落させれば奈落。米国はこれ以上突っ張るのは諦めて、中露と和解し、経済金融新秩序を出来るだけ早く確立することが求められていると私は考えてます。


No.1
28ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。