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フレデイ タンさん のコメント

過去に私は何度も書いたが、FIAT MONEY(法定不換紙幣)をニクソン大統領が正式に採用して以来、米国の財政赤字は天文学的な数字になっている。

一方、米軍産複合体はFRBと事前相談なく中国とロシアと全面対決姿勢を取り始めた。当然、中国とロシアは米国の弱点であるドル紙幣の弱みを突く戦略(金の積極評価)を展開する。FRBは第二次大戦後の最大の危機に直面している。

FRBはこれまでバブルバブルバブル政策を続け、金価格を低位に釘付けし、証券、金融市場を操作し、証券を高めに維持し、金利をゼロにするのも厭わない異次元で驀進して来た。それが、中露と対決することになり不可能になったということだ。

米国はずるがしこさでは天下一品。このまま進めば、米国の経済は大崩壊する。私の読みだがロックフェラー財団とキッシンジャーが中露と米国の仲裁に乗り出すだろう。米国は中露と和睦し、第二次ブレトンウッズ体制を作り上げて、その体面で新ドルを採用する。加えて、それまでペンデイングだったデジタル通貨体制に突入しよう。米国の大敗北という汚名は避けられる。米国にとっては悪い話ではない。
No.1
26ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。