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フレデイ タンさん のコメント

ワシントン・ポストはウオール街・FRB・軍産複合体・CIAの強力な独裁体制の機関紙ですから、中国について物語れば、このようなネガテイブなものにならざるを得ないのです。これは仕方ないことです。こういう論調そのものがこの新聞の生業ですから。

この米の独裁体制の最終的なゴールは中国とロシアを支配することです。この支配に成功すれば、この地球の全てがウオール街の私物と化す訳ですから、欲の爪は伸びて来ます。ところが、この独裁体制が見落としている決定的なものがあるのです。それは民族主義です。この民族主義は米がドルを増刷してふんだんに使っても殺すことは出来ないのです。

ロシアにはロシア人の民族主義、中国には中国人の民族主義、アフリカには黒人の民族主義、南米には混血民族主義がウオール街の金権と暴力にノーを突き付けているのです。この民族主義が親鸞の「俱会一処」と同義になって私の耳に聞こえてくるのです。この「倶会一処」はレーニンのイデオロギーにも通ずるところがあって、且つ、市場経済を大事にする点もあって興味が尽きないのです。

日本が誇る商都大阪は「倶会一処」が支配するところから始まったのです。これからの地球をリードするのは民族主義の露中か強欲のウオール街か? 皆さんどう思いますか?
No.2
18ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。