記事へ戻る りゃんさん のコメント りゃん 労働運動のことはよく知らないが、 「森崎和江:1958年、『母音』で知り合った谷川雁ともに筑豊の炭坑町に転居]。同年、谷川雁、上野英信らと文芸誌『サークル村』を創刊(1960年まで)。」 といった記述を読むと、むかし、といってもまだ百年もたってないが、むかしは、労働運動の指導者が、学力があって見識が高かったんだなあとおもう。 一方、当時でも炭鉱労働者というのは、一般の労働者とはまた違った存在だったのだろうが、かれらはかれらで、ちゃんと庶民だったのだろう。山本作兵衛のような異才はいたとしても。 いまは(元)労働者が中途半端に賢くなって、中途半端に政治にいれこみ、なかには陰謀論を信じ込むヒトビトもあらわれ、一方、指導者のほうは、この人に指導されたいというような学力見識のある存在ではなくなったのだとおもう。昔の労働運動を懐かしんでも、もう時代が根本的に違っているという気がする。 その原因はいろいろあるのだろうが、ひとことでいって、日本が全体的に豊かになったということなのだと自分では思っている。ただし、今の老人世代はそこで終わりだが、わたしなどは、もう少しその先が(生きていられれば)あるので、ちょっとしんどいなという感じはもっている。 No.3 21ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 物価上昇で実質賃金が減少する状況。労働者の「代表」連合は自民党、経団連との連携を模索し... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
りゃん 労働運動のことはよく知らないが、 「森崎和江:1958年、『母音』で知り合った谷川雁ともに筑豊の炭坑町に転居]。同年、谷川雁、上野英信らと文芸誌『サークル村』を創刊(1960年まで)。」 といった記述を読むと、むかし、といってもまだ百年もたってないが、むかしは、労働運動の指導者が、学力があって見識が高かったんだなあとおもう。 一方、当時でも炭鉱労働者というのは、一般の労働者とはまた違った存在だったのだろうが、かれらはかれらで、ちゃんと庶民だったのだろう。山本作兵衛のような異才はいたとしても。 いまは(元)労働者が中途半端に賢くなって、中途半端に政治にいれこみ、なかには陰謀論を信じ込むヒトビトもあらわれ、一方、指導者のほうは、この人に指導されたいというような学力見識のある存在ではなくなったのだとおもう。昔の労働運動を懐かしんでも、もう時代が根本的に違っているという気がする。 その原因はいろいろあるのだろうが、ひとことでいって、日本が全体的に豊かになったということなのだと自分では思っている。ただし、今の老人世代はそこで終わりだが、わたしなどは、もう少しその先が(生きていられれば)あるので、ちょっとしんどいなという感じはもっている。 No.3 21ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 物価上昇で実質賃金が減少する状況。労働者の「代表」連合は自民党、経団連との連携を模索し... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
「森崎和江:1958年、『母音』で知り合った谷川雁ともに筑豊の炭坑町に転居]。同年、谷川雁、上野英信らと文芸誌『サークル村』を創刊(1960年まで)。」
といった記述を読むと、むかし、といってもまだ百年もたってないが、むかしは、労働運動の指導者が、学力があって見識が高かったんだなあとおもう。
一方、当時でも炭鉱労働者というのは、一般の労働者とはまた違った存在だったのだろうが、かれらはかれらで、ちゃんと庶民だったのだろう。山本作兵衛のような異才はいたとしても。
いまは(元)労働者が中途半端に賢くなって、中途半端に政治にいれこみ、なかには陰謀論を信じ込むヒトビトもあらわれ、一方、指導者のほうは、この人に指導されたいというような学力見識のある存在ではなくなったのだとおもう。昔の労働運動を懐かしんでも、もう時代が根本的に違っているという気がする。
その原因はいろいろあるのだろうが、ひとことでいって、日本が全体的に豊かになったということなのだと自分では思っている。ただし、今の老人世代はそこで終わりだが、わたしなどは、もう少しその先が(生きていられれば)あるので、ちょっとしんどいなという感じはもっている。
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