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中庸左派さん のコメント

>>35

>ま、こう読めなくても、ミンスク合意破綻には、ロシア側に責任があること、また、「ロシアがだまされた」という話ではないことがわかればよろしい。

 「事実」或いは「現実」をどう解釈するにより、物事の評価、判定、是非の弁別は変わるもの。従って、事実認識がネジ曲がっていては、基本的にアウフヘーベンは難しい。 

 さて、以下は「Moon Of Alabama」をベースにした引用ばかりであるが、ロシアウクライナ戦争に関する事実認識の一助にしていただきたい。

◎ミンスク合意破綻の責任はウクライナにある

 先ずは、Wikipediaの引用「この合意(ミンスク1)は戦闘を止めることができなかったため、2015 年 2 月 12 日に調印された改訂および更新された合意、ミンスク IIが続きました。 、捕虜の釈放、ウクライナの憲法改正により、ドンバスの特定の地域に自治権が付与され、国境の管理がウクライナ政府に回復されました。協定の調印後、戦闘は鎮静化したが、戦闘が完全に終結することはなく、協定の規定が完全に実施されることはなかった。」

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Minsk_agreements

「「ミンスク合意の実施のための措置のパッケージ」であるミンスク II 合意は、国連安全保障理事会決議 2205によって承認されました。こちらから入手できます。パッケージには、明確に番号が付けられたタスクが含まれています。即時停戦はタスク 1 です。ウクライナ議会がドンバスの特別な地位を認めるために取らなければならない立法措置に関する「対話の開始」は、ステップ 4 です。ステップ 9 は、政府による国境の完全な管理の回復です。 .

これらの明確に定義された手順が、合意が完全に実施されなかった理由であることが後で判明しました。ウクライナ政府は、ステップ 4 の前にステップ 9 を実行する必要があると主張しました。他の措置、特にドンバス共和国の特別な地位の承認が取られる前に、彼ら自身を守る能力。

何年にもわたって、ミンスク合意の履行を推進するために、いくつかのサミットが開催されました。しかし、ウクライナ政府は「欧米」の支援を受けて、このプロセスを阻止し続けた。」(Moon Of Alabama)

 「AP記事はまた、ミンスク協定の順序付けについて私が以前に述べた点を繰り返しました。ドンバスの自治を保証する前に国境管理を要求することによって、その実施を阻止したのはウクライナ側であった」

https://apnews.com/article/russia-ukraine-europe-russia-moscow-061c1ea46ad98716b8da01eb8b967da2

>しかし、プーチンはウクライナそのものが欲しかったんですね。

◎当初はあくまでウクライナ内戦の平定のための「特別軍事作戦」だった。

「ロシアの国会議員が、いわゆるドネツク人民共和国とルハンスク人民共和国 (それぞれ DPR と LPR と略される) を公式に承認しようとしたのはこれが初めてではない。2014年、党の代議員は、領土の独立を承認することを支持する署名を集めるためのキャンペーンを開始しました」(CSIS戦略国際問題研究所のレポート)

ただし、「これは統一ロシア党を支持する主要政府の考えではなく、国会議員の野党の考えでした。プーチン大統領は、ドンバス共和国をウクライナ内にとどめておきたかったため、2014 年の独立に向けた試みを拒否しました。」(Moon Of Alabama)

 2022 年 2 月 21 日月曜日の正午ごろ、ドネツク通信社
「ウクライナ軍がドンバスに 24 時間で 1,500 発の砲弾を発射」

https://dan-news.ru/en/defence/ukrainian-army-fires-1500-rounds-on-donbass-in-24-hours/

>「ウクライナの敗北」によって、停戦しても、そこからたたかいがはじまるんですよ。ロシア側は、住民を大虐殺し、強制連行するでしょう。ウクライナ側はテロですね。テロはロシア国内でも、なんならモスクワでもおきるとおもいます。

 小学生にとっては、戦争とはテレビゲームなのでしょう。ウクライナに投げ銭して(本人達は寄付と考えているらしいが)、ホレホレ、金やるからもっとやれ!と。

 私はこういう凡庸な悪にヘドが出るのです。
No.42
21ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。