• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

オープンソース・インテリジェンス(OSINT)の調査員たちは公開されたデータを利用しノルドストリーム爆破に関する公表情報の細部を立証したり誤りを指摘している。

OSINTの情報は水上の船舶航行追跡データを用いることによって仮説を検証したり補強するものであるが、事件が起きている場所は水中であり疑惑を解明することに役立っていると思えない。
疑惑の船は全長15mであり、パイプラインを破壊する水中爆破装置と十分な爆薬を積載できない。

水中の解明なくしては真実に届かない。破損したパイプの詳細な画像があれば水中で起きたことの概要は理解できるのでしょう。

水面下のことは情報機関(捜査当局)が多くのデータを持っているがスウェーデンとデンマークの捜査当局はコメントを拒んでいる。両国が拒むということはウクライナの仕業ではないとみている。確信が得られない限り、真相は明らかにならない。

一番問題なのは、「不確かな情報によるリスク」の高さである。

この問題の核心は欧州の人々の中に拡散する不安、緊張、怒りを利用していることである。

米国の仕業とすれば、ロシア、中国の思惑通り、米国とEUとの相互不信に利用できる。
ロシアの仕業であればEUのロシア不信がさらに深まる。

No.1
21ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。