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りゃんさん のコメント

放送法4条の「政治的公平」について、客観的事実として、総務省側は
従来からの「解釈を変更したものではない」と説明していることは、おさえておく
べきであろう。

また、放送法には罰則がなかったのを、民主党政権のときに、放送免許を停止できると
規定したのは特筆すべきである。民主党がメディアへの脅しに使った例があると言う人もいる。

さらに、一般論として、省内で現行解釈をこえたさまざまな議論がおこなわれること自体は、
どんな問題についても違法でも不当でもない。その点について規制する法律はない。
せいぜい政治責任を問うことはできるだろうが、本来持ち出されてはならない文書を
持ち出して政治責任を問うことは、「本来持ち出されてはならない」という法を
おかしているわけだから、その点が問題とされるのは当然だろう。

そのうえで、今回の孫崎さんの記事にあることは、本人の勝手な思い過ごしでなければ、
現場で「忖度」があったのだろうと想像することができる。

なぜ「忖度」がおきるかというと、結局は、放送法4条の「政治的公平」をもとに免許停止が
されるかもと放送局上層が考えるからで、
わたしの結論としては、「政治的公平」を廃止してしまえばいいと考えている。
No.2
18ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。