記事へ戻る 中庸左派さん のコメント 中庸左派 >中国の与党である共産党は、台湾を統治したことはないにもかかわらず、台湾の自治民主主義を自国の領土であると主張し、何十年にもわたって台湾を外交的に孤立させようとしてきた。島を支配するために武力を行使する可能性を排除していない。 「台湾を統治したことはないにもかかわらず」(CNN)。全くなんという言い草か?アメリカ帝国のプロパガンダは、歴史的経緯を無視し、台湾が恰も「独立国」であるかのもの言いである。 中国全人代の外交委員会の声明をCNNはキチンと報道するべきだ。 https://www.globaltimes.cn/page/202304/1288595.shtml 「4月6日、中国の強い反対と厳粛な表明を無視して、ケビン・マッカーシー米下院議長ら議会議員は、米国を「通過」旅行中の蔡英文氏との会談にこだわった。この動きは、一帯一路の原則と3つの中米共同コミュニケの規定に重大な違反があり、国際法と国際関係を支配する基本規範に重大な違反があり、中国の主権と領土の保全が著しく損なわれている。中国の全国人民代表大会は、この動きに断固として反対し、強く非難する。」 「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の領土の不可侵の一部である。中華人民共和国政府は、中国全土を代表する唯一の合法的な政府である。」「台湾は国際法上、中国の一部であること以外の地位はない。 「台湾問題は、中国の核心的利益のまさに核心であり、中米関係の政治的基盤の岩盤であり、中米関係において越えてはならない最初の赤線である。我々は、米国と台湾の間のあらゆる形態の公式交流に断固として反対する。我々は、米国政府と議会に対し、一帯一路の原則を歪め、不明瞭にし、空洞化させることをやめ、レッドラインを越えるという冒険主義的行為をやめ、中米関係の政治的基盤を損なうことをやめるよう厳重に要求する。」 このようにアメリカ帝国の支援により台湾が独立に向かうなら、確実に戦争になるだろう。この場合、日本は関係ないから、巻き込まれないようにするしかない。 ともかく、中台ともに、敢えて戦争などしたいはずもない。2023 年 4 月 7 日のGlobalTimes社説によると、「台湾島内の世論調査によると、台湾住民の 70% 近くが、蔡氏の訪米が台湾と米国との関係に役立つとは考えていません。蔡総統の予想に反して、蔡総統の挑発的な米国との共謀や「米国に依存して独立を求める」という彼女の挑発的な動きが、台湾にどのようなリスクをもたらすかを懸念する人が増えています。」 https://www.globaltimes.cn/page/202304/1288669.shtml さらに、同社説はこう書く。「米国から見れば、台湾は本質的に中国の発展を封じ込めるための駒に過ぎず、米国の政治家がどんなに美しい言葉を並べても、最も気にするのは自分たちの利益である。利益というからには、自分たちの必要性に基づいてさまざまな計算や比較がなされ、台湾の人々の幸福や島の運命が犠牲になるのは必至である。アメリカのチェス盤の中で平和を求め、戦争を回避するのは夢物語である。」 このことは、蔡氏のアメリカ帝国訪問により、軍事的緊張が一気に高まったことからも、明白だ。 このように、アメリカ帝国との同盟は、「アメリカのチェス盤」の「駒」に過ぎない。従って、これは台湾を日本に置き換えても同じ理屈である。 しかしながら、日本人はB層ら大多数が、今だに日米同盟により日本は安全だと錯覚している。実際には、その逆で米軍基地があるからこそ、平和が脅かされるのである。日本として、人民解放軍に勝てるわけがないのに、台湾独立を応援したり、台湾有事における日米の支援介入を想定するかの議論は愚かとしか、言いようがない。 No.11 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 蔡英文総統が米国で下院議長と会談したことへの対抗措置で演習継続、台湾国防部は9日、正午... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
中庸左派 >中国の与党である共産党は、台湾を統治したことはないにもかかわらず、台湾の自治民主主義を自国の領土であると主張し、何十年にもわたって台湾を外交的に孤立させようとしてきた。島を支配するために武力を行使する可能性を排除していない。 「台湾を統治したことはないにもかかわらず」(CNN)。全くなんという言い草か?アメリカ帝国のプロパガンダは、歴史的経緯を無視し、台湾が恰も「独立国」であるかのもの言いである。 中国全人代の外交委員会の声明をCNNはキチンと報道するべきだ。 https://www.globaltimes.cn/page/202304/1288595.shtml 「4月6日、中国の強い反対と厳粛な表明を無視して、ケビン・マッカーシー米下院議長ら議会議員は、米国を「通過」旅行中の蔡英文氏との会談にこだわった。この動きは、一帯一路の原則と3つの中米共同コミュニケの規定に重大な違反があり、国際法と国際関係を支配する基本規範に重大な違反があり、中国の主権と領土の保全が著しく損なわれている。中国の全国人民代表大会は、この動きに断固として反対し、強く非難する。」 「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の領土の不可侵の一部である。中華人民共和国政府は、中国全土を代表する唯一の合法的な政府である。」「台湾は国際法上、中国の一部であること以外の地位はない。 「台湾問題は、中国の核心的利益のまさに核心であり、中米関係の政治的基盤の岩盤であり、中米関係において越えてはならない最初の赤線である。我々は、米国と台湾の間のあらゆる形態の公式交流に断固として反対する。我々は、米国政府と議会に対し、一帯一路の原則を歪め、不明瞭にし、空洞化させることをやめ、レッドラインを越えるという冒険主義的行為をやめ、中米関係の政治的基盤を損なうことをやめるよう厳重に要求する。」 このようにアメリカ帝国の支援により台湾が独立に向かうなら、確実に戦争になるだろう。この場合、日本は関係ないから、巻き込まれないようにするしかない。 ともかく、中台ともに、敢えて戦争などしたいはずもない。2023 年 4 月 7 日のGlobalTimes社説によると、「台湾島内の世論調査によると、台湾住民の 70% 近くが、蔡氏の訪米が台湾と米国との関係に役立つとは考えていません。蔡総統の予想に反して、蔡総統の挑発的な米国との共謀や「米国に依存して独立を求める」という彼女の挑発的な動きが、台湾にどのようなリスクをもたらすかを懸念する人が増えています。」 https://www.globaltimes.cn/page/202304/1288669.shtml さらに、同社説はこう書く。「米国から見れば、台湾は本質的に中国の発展を封じ込めるための駒に過ぎず、米国の政治家がどんなに美しい言葉を並べても、最も気にするのは自分たちの利益である。利益というからには、自分たちの必要性に基づいてさまざまな計算や比較がなされ、台湾の人々の幸福や島の運命が犠牲になるのは必至である。アメリカのチェス盤の中で平和を求め、戦争を回避するのは夢物語である。」 このことは、蔡氏のアメリカ帝国訪問により、軍事的緊張が一気に高まったことからも、明白だ。 このように、アメリカ帝国との同盟は、「アメリカのチェス盤」の「駒」に過ぎない。従って、これは台湾を日本に置き換えても同じ理屈である。 しかしながら、日本人はB層ら大多数が、今だに日米同盟により日本は安全だと錯覚している。実際には、その逆で米軍基地があるからこそ、平和が脅かされるのである。日本として、人民解放軍に勝てるわけがないのに、台湾独立を応援したり、台湾有事における日米の支援介入を想定するかの議論は愚かとしか、言いようがない。 No.11 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 蔡英文総統が米国で下院議長と会談したことへの対抗措置で演習継続、台湾国防部は9日、正午... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
「台湾を統治したことはないにもかかわらず」(CNN)。全くなんという言い草か?アメリカ帝国のプロパガンダは、歴史的経緯を無視し、台湾が恰も「独立国」であるかのもの言いである。
中国全人代の外交委員会の声明をCNNはキチンと報道するべきだ。
https://www.globaltimes.cn/page/202304/1288595.shtml
「4月6日、中国の強い反対と厳粛な表明を無視して、ケビン・マッカーシー米下院議長ら議会議員は、米国を「通過」旅行中の蔡英文氏との会談にこだわった。この動きは、一帯一路の原則と3つの中米共同コミュニケの規定に重大な違反があり、国際法と国際関係を支配する基本規範に重大な違反があり、中国の主権と領土の保全が著しく損なわれている。中国の全国人民代表大会は、この動きに断固として反対し、強く非難する。」
「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の領土の不可侵の一部である。中華人民共和国政府は、中国全土を代表する唯一の合法的な政府である。」「台湾は国際法上、中国の一部であること以外の地位はない。
「台湾問題は、中国の核心的利益のまさに核心であり、中米関係の政治的基盤の岩盤であり、中米関係において越えてはならない最初の赤線である。我々は、米国と台湾の間のあらゆる形態の公式交流に断固として反対する。我々は、米国政府と議会に対し、一帯一路の原則を歪め、不明瞭にし、空洞化させることをやめ、レッドラインを越えるという冒険主義的行為をやめ、中米関係の政治的基盤を損なうことをやめるよう厳重に要求する。」
このようにアメリカ帝国の支援により台湾が独立に向かうなら、確実に戦争になるだろう。この場合、日本は関係ないから、巻き込まれないようにするしかない。
ともかく、中台ともに、敢えて戦争などしたいはずもない。2023 年 4 月 7 日のGlobalTimes社説によると、「台湾島内の世論調査によると、台湾住民の 70% 近くが、蔡氏の訪米が台湾と米国との関係に役立つとは考えていません。蔡総統の予想に反して、蔡総統の挑発的な米国との共謀や「米国に依存して独立を求める」という彼女の挑発的な動きが、台湾にどのようなリスクをもたらすかを懸念する人が増えています。」
https://www.globaltimes.cn/page/202304/1288669.shtml
さらに、同社説はこう書く。「米国から見れば、台湾は本質的に中国の発展を封じ込めるための駒に過ぎず、米国の政治家がどんなに美しい言葉を並べても、最も気にするのは自分たちの利益である。利益というからには、自分たちの必要性に基づいてさまざまな計算や比較がなされ、台湾の人々の幸福や島の運命が犠牲になるのは必至である。アメリカのチェス盤の中で平和を求め、戦争を回避するのは夢物語である。」
このことは、蔡氏のアメリカ帝国訪問により、軍事的緊張が一気に高まったことからも、明白だ。
このように、アメリカ帝国との同盟は、「アメリカのチェス盤」の「駒」に過ぎない。従って、これは台湾を日本に置き換えても同じ理屈である。
しかしながら、日本人はB層ら大多数が、今だに日米同盟により日本は安全だと錯覚している。実際には、その逆で米軍基地があるからこそ、平和が脅かされるのである。日本として、人民解放軍に勝てるわけがないのに、台湾独立を応援したり、台湾有事における日米の支援介入を想定するかの議論は愚かとしか、言いようがない。
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