中庸左派さん のコメント
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A-1 銀座 強盗事件に関与か 建物への侵入疑いで逮捕の 4 人は 16-19 歳 NHK5 月 9 日 8 日、東京 銀座の高級腕時計店に複数の男が押し入り、店員を刃物で脅した上、商品を奪って逃走した強盗事件で、直後に都内のマンションに無断で侵入した疑いで逮捕された 4 人は、 16 歳から 19 歳であることが警視庁への取材で分かりました。 逃走に使われたワゴン車はレンタカーで、ナンバーが付け替えられた疑いがあることも分かり、警視庁は 4 人が強盗に関与したとみて調べるとともに、目撃情報などからほかにも事件に関わった人物がいる可能性があるとみて捜査しています。 8 日午後 6 時 15 分ごろ、東京 銀座の大通り沿いの高級腕時計店に白い仮面を着けた複数の男が押し入り、店員に刃物を突きつけ「伏せろ。殺すぞ」と脅したうえ、商品を奪って車で逃走しました。 当時、店には 5 人の店員がいましたが、けがはありませんでした。 車はレンタカー ナンバー付
https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/67/nfm/n67_2_1_1_2_3.html#h1-1-2-8
ただ、「刑法犯は戦後最少でも6割が「治安が悪くなった」…警察庁調査、無差別殺傷が影響か」という読売記事。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220203-OYT1T50139/
生活実感と、客観的データは必ずしも一致しない。このあたりも、世論とか大衆意識もっと言えば多数意見というものが、「正しさ」の証拠ではない、という傍証であろう。
>闇バイトはSNSで募集する
高村薫さんの小説「冷血」が今回の事件に近い犯罪模様を扱っていた。新潮社のHPには、こんな紹介。
―なぜ、罪なき四人は生を奪われなければならなかったのか。社会の暗渠を流れる中で軌跡を交え、罪を重ねた男ふたり。合田は新たなる荒野に足を踏み入れる。
「社会の暗渠」とは、どんな事柄の比喩をイメージしたら良いだろうか?日の当たらない淀んだ社会の底辺というカンジだろうか?
「軌跡を交え」という際のツールは、この小説でもネットであった。
今回の事件も同様に、社会の底辺を這う人たちを結びつけるツールもまたネットということなのだろうか?都会という「荒野」に広がる茫漠とした風景。
もう一つ、犯罪社会を描いた小説として記憶しているのは、佐藤究さんの「テスカトリポカ」である。
ここに描かれたメキシコ社会乃至メキシコという国家がスゴかった。麻薬カルテルが国家の上に君臨するかの、ほとんどメキシコは無法地帯ような印象であった。勿論、小説の世界であって、実際は私は知らない。
ただ、4月、「ジョー・バイデン米大統領は12日、アントニー・ブリンケン国務長官とアレハンドロ・マヨルカス国土安全保障省長官に対し、違法な麻薬取引と戦うため、必要に応じて現役の予備軍を米国とメキシコの国境に配備する権限を与える大統領令を発表しました。」とある。
https://www.rt.com/news/575551-biden-order-military-drug-trafficking/
「ドナルド・トランプ元大統領を含む共和党政治家の中には、カルテル問題の軍事的解決を求める人が増えている。」
「軍事的解決」・・・。アメリカ帝国は、サスガにスケールが違う。別に尊敬する意味ではないが。
元はと言えば、南米大陸から収奪やら植民地的支配やらで、いいように金を巻き上げてきた報いではないか?その構造にメスを入れずに、短絡的に軍事的解決というのは、いかにもアメリカ帝国らしい。
何れにせよ、日本は正直アメリカ帝国よりはだいぶマシではないかな、とは考えている。アメリカ帝国と距離をおいて、さらに安全で平和な国造りを模索するべきだ。
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