記事へ戻る 中庸左派さん のコメント 中庸左派 かつて安倍晋三は、トランプに擦り寄り、政権安定化を図った。その後、トランプからバイデンに変わって、安倍晋三自身がバイデン軍産複合体政権の目の敵になった。 一方の親分たるアメリカ帝国は政策の振れ幅が大きく、政治の分断、内部分裂が激しくなっている。 とするなら、ここから日本が得られる教訓は、アメリカ帝国とは適切な距離感が大事だ、ということではなかろうか? キシダはバイデン軍産複合体政権に取り入って、子分として認められたのかもしれないが、世界は多極化に向けて、大きく変貌しようとしている。それは、アメリカ帝国の自滅と同義である。 >米国は中国に対し、日・韓・米で包囲網を強化しようとしているが、安倍政権では韓国との関係改善に極めて消極的であった。 上記に対して、中国の見方は手厳しい。GlobalTimes「G7での不条理な光景 – 盗賊のリーダーが警察署長に立候補」環球時報社説 2023 年 5 月 14 日 https://www.globaltimes.cn/page/202305/1290704.shtml 「いわゆる「経済的強制」を中国に対する攻撃材料に選ぶのは馬鹿げている。特に、ワシントンや東京からそのような非難が出る場合はなおさらだ。経済的強制といえば、日米が主役となった有名な事例がある。財政赤字と貿易赤字を減らすために、アメリカは急激な円高を強要し、日本経済を "失われた30年 "に突入させた。この経済強制の加害者と被害者のペアが、今度は別の被害者に対して告発を行う。これは、加害者の恣意性を暴くだけでなく、日米関係や東アジアの地政学的パターンにおいて日本が果たしている複雑な役割を反映している。日本は単なる被害者ではなく、扇動者であり、共犯者でもあるのだ。」 キシダも複眼思考が必要だ。中国から世界を見たら、どう見えるか?少なくとも、日本は世界の「中心」ではない。これはハッキリ言えるのだから。 No.2 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 中露を敵とする「新冷戦」の中、バイデン政権は安倍元首相と岸田首相をどう評価したか。ウク... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
中庸左派 かつて安倍晋三は、トランプに擦り寄り、政権安定化を図った。その後、トランプからバイデンに変わって、安倍晋三自身がバイデン軍産複合体政権の目の敵になった。 一方の親分たるアメリカ帝国は政策の振れ幅が大きく、政治の分断、内部分裂が激しくなっている。 とするなら、ここから日本が得られる教訓は、アメリカ帝国とは適切な距離感が大事だ、ということではなかろうか? キシダはバイデン軍産複合体政権に取り入って、子分として認められたのかもしれないが、世界は多極化に向けて、大きく変貌しようとしている。それは、アメリカ帝国の自滅と同義である。 >米国は中国に対し、日・韓・米で包囲網を強化しようとしているが、安倍政権では韓国との関係改善に極めて消極的であった。 上記に対して、中国の見方は手厳しい。GlobalTimes「G7での不条理な光景 – 盗賊のリーダーが警察署長に立候補」環球時報社説 2023 年 5 月 14 日 https://www.globaltimes.cn/page/202305/1290704.shtml 「いわゆる「経済的強制」を中国に対する攻撃材料に選ぶのは馬鹿げている。特に、ワシントンや東京からそのような非難が出る場合はなおさらだ。経済的強制といえば、日米が主役となった有名な事例がある。財政赤字と貿易赤字を減らすために、アメリカは急激な円高を強要し、日本経済を "失われた30年 "に突入させた。この経済強制の加害者と被害者のペアが、今度は別の被害者に対して告発を行う。これは、加害者の恣意性を暴くだけでなく、日米関係や東アジアの地政学的パターンにおいて日本が果たしている複雑な役割を反映している。日本は単なる被害者ではなく、扇動者であり、共犯者でもあるのだ。」 キシダも複眼思考が必要だ。中国から世界を見たら、どう見えるか?少なくとも、日本は世界の「中心」ではない。これはハッキリ言えるのだから。 No.2 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 中露を敵とする「新冷戦」の中、バイデン政権は安倍元首相と岸田首相をどう評価したか。ウク... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
一方の親分たるアメリカ帝国は政策の振れ幅が大きく、政治の分断、内部分裂が激しくなっている。
とするなら、ここから日本が得られる教訓は、アメリカ帝国とは適切な距離感が大事だ、ということではなかろうか?
キシダはバイデン軍産複合体政権に取り入って、子分として認められたのかもしれないが、世界は多極化に向けて、大きく変貌しようとしている。それは、アメリカ帝国の自滅と同義である。
>米国は中国に対し、日・韓・米で包囲網を強化しようとしているが、安倍政権では韓国との関係改善に極めて消極的であった。
上記に対して、中国の見方は手厳しい。GlobalTimes「G7での不条理な光景 – 盗賊のリーダーが警察署長に立候補」環球時報社説 2023 年 5 月 14 日
https://www.globaltimes.cn/page/202305/1290704.shtml
「いわゆる「経済的強制」を中国に対する攻撃材料に選ぶのは馬鹿げている。特に、ワシントンや東京からそのような非難が出る場合はなおさらだ。経済的強制といえば、日米が主役となった有名な事例がある。財政赤字と貿易赤字を減らすために、アメリカは急激な円高を強要し、日本経済を "失われた30年 "に突入させた。この経済強制の加害者と被害者のペアが、今度は別の被害者に対して告発を行う。これは、加害者の恣意性を暴くだけでなく、日米関係や東アジアの地政学的パターンにおいて日本が果たしている複雑な役割を反映している。日本は単なる被害者ではなく、扇動者であり、共犯者でもあるのだ。」
キシダも複眼思考が必要だ。中国から世界を見たら、どう見えるか?少なくとも、日本は世界の「中心」ではない。これはハッキリ言えるのだから。
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