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changeさん のコメント

中国は、市場経済の中で、香港ドルにリンクした為替相場制を採用しており、実質的に米ドルにリンクしている。

このような政策をとっていれば、経済の量的拡大は続き、影響力は中小の国を支配するようになる。中国の影響が無視できなくなる。

対抗策として、米国は、関税を上乗せしたり、同盟国、友好国との経済連携を強くする。軍事的、経済的、技術的連携の強化である。

米国が、デッカプリングよりデリスキングの方策をとっているわけであるが、中国から見れば除外された気持ちが強くなり、G20とか「一帯一路」による貿易でカバーしようとしても、各国は米国を無視できない。中国の覇権主義に限界が出始めている。

市場経済を求めながら、為替相場で中国の信任を得なければ、金融で米国に太刀打ちできない。当然経済面で支配できない。軍事で安全圏を得ようとすれば軍事力を拡大すればよいが、経済は市場で信任を得なければ経済は拡大しないという当たり前のことに中国は気が付くべきでしょう。中国は大きく成長すことができないどころか、現在の経済政策を続ける限り日本が受けたデフレに見舞われるのでしょう。
No.5
18ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。