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フレデイ タンさん のコメント

米国は黒人を不可触賤民とする見なすカースト制度下にあると断言して止まない人はニューヨークタイムスの記者を務めたこともあるイサベル・ウイルカーソンです。

大英帝国で始まった優生学は米国で完成し典型的なアングロとはどういう形態か、どういう血筋であるべきか詳細に検討し、その保存と維持を図る法律を制定する州まで出て来たのです。

その優生学はナチスに伝わり、ヒトラーのユダヤ政策の学問的背景となっています。ヒットラーの人種政策に呼応するように太平洋戦争中のGIの中でユダヤ虐待が平気で行われていたのを活写したのがノーマンメイラーの裸者と死者です。

通称アングロと呼ばれる金髪碧眼はヒンズー教で言えばバラモンと呼ばれるカースト制度の頂点に位置するものです。トランプはアングロです。そして人種偏見のきつい男です。その偏見は黒人やユダヤには向いてません。その偏見の向け先はメキシカンです。メキシカンはスぺインとインデイオの混血です。テキサスからアリゾナ、カリフォルニアに亘る広大な地域に住を構え、国境を自由に行き来するのです。当然、米国南西部の労働市場は崩壊します。貧乏アングロは苦境に追い込まれます。彼らはメキシカンに向かって「ゴー ホーム」と叫びます。トランプはその声に応じようとしてます。

大日本帝国は朝鮮人を蔑視し、全体主義をまとめました。ドイツナチスはユダヤ人を逆殺までして第三帝国の基盤にしました。トランプはメキシカンを蔑視してMAGAという全体主義を視野に入れています。当然それは孤立主義ですから、世界への実害は限定的なものです。

最後に一言。自民党政権は嫌中を基盤にして全体主義をまとめて来ましたが、ほぼ成功していて残すは中国に攻めかかるだけです。内外に歯止めは無いからとても危険です。
No.7
14ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。