p_fさん のコメント
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米国では、米下院は 9 月 30 日、連邦政府の 2023 会計年度末を迎える寸前で期間 45 日間のつなぎ予算案を可決、予算案からはウクライナ支援が除外された。勿論これは今後の支援がゼロになることを意味しない。しかし、格差社会が強化される中で、「ウクライナ支援を国内に回せ」という論が強くなり、今までのように青天井でウクライナ支援が出来なくなる。 欧州も同様である。ウクライナ戦争を契機に、欧州経済は停滞している。ドイツがマイナス成長に陥っている。当然ドイツ周辺の国の経済も悪い。こうした中、ウクライナ支援も、かつてのように全面的支援ではない。 最近の動向。 ウクライナ支援疲れ鮮明 東欧、渦巻く不満 【ベルリン時事】 ロシアの侵攻を受けるウクライナを最も近くから支えてきた東欧諸国で、「支援疲れ」が鮮明になってきた。9月30日のスロバキア総選挙ではウクライナへの軍事支援停止を掲げる左派政党「スメル(道標)」が第1党を確
「我が国民はウクライナ紛争より大きな問題を抱えている」-EU加盟国の選挙勝者
https://www.rt.com/news/583871-eu-state-bigger-problems-ukraine/
キエフとモスクワの紛争でこれ以上犠牲者を増やしても誰も得をしないとスロバキアの党首ロベルト・フィツォ氏-
スロバキア社会民主主義党(SMER-SD)は、ウクライナへの更なる軍事援助を支持しないと、党首ロベルト・フィツォが日曜日に記者団に語った。フィツォ党首は、週末に行われた議会選挙でトップに立ち、現在、政権樹立に向けた協議を開始する構えだ。
「スロバキアとスロバキア国民は、ウクライナ紛争よりも大きな問題を抱えている」と、選挙結果発表後の記者会見で述べた。SMER-SDは約23%の票を獲得し、最も近い競争相手である進歩的スロバキア党(PS)は約18%の票を獲得した。
キエフを支援する党のスタンスについて質問されたフィツォ氏は、もし同党が政権樹立に成功した場合でも、引続き支援する用意はあるが、人道的な方法に限る、と答えた。「国家の再建を支援する用意はあるが、ウクライナの武装に対する我々の意見はご存知の通りだ」と述べた。
SMER-SDは、「一戦も交えない」というスローガンを掲げて選挙キャンペーンを行い、キエフへの軍事支援を打ち切ることを示唆した。人口約550万人のEUとNATOの加盟国であるスロバキアは、既にウクライナ軍に装甲兵員輸送車、榴弾砲、ソ連時代のMiG-29戦闘機の全機隊を提供している。
先週、フィツォ党首は選挙集会で、もし選挙に勝利したら「ウクライナには一発も(弾薬を)送らない」と宣言した。日曜日に、元首相である政治家は、現在進行中の紛争を大きな悲劇と表現し、対立を長引かせることは事態を悪化させるだけだと付け加えた。
モスクワ-キエフの紛争について、「和平交渉をできるだけ早く開始するために、できる限りのことをする」とフィツォ氏は述べ、「これ以上の殺戮は誰のためにもならない」と付け加えた。
日曜日、スロバキアのズザナ・カプトヴァ大統領は、月曜日にはフィツォ氏に新政権樹立を正式に要請すると述べた。
どの政党も過半数を獲得できず、スロバキアでは連立政権を樹立する必要がある。14.7%で3位となった親欧州政党HLAS(声)は、SMER-SDとの同盟の可能性を否定しなかった。フィツォ氏はまた、ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相から選挙勝利の祝福を受け、「愛国者と協力するのは(常に)良いことだ」と述べた。
フィツォ氏と彼の党の勝利は、米国に懸念を呼び起こしたと伝えられている。ロシアの対外情報機関によると、ワシントンはスロバキアの前政権を維持しようとしていたという。
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