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りゃんさん のコメント

>>11
こんにちは

米国が衰退し支援しなくなれば、イスラエルは自然に消滅するであろう、という意味にうけとりました。
第一回十字軍のときにつくられた「エルサレム王国」のことを思い出しました(エルサレム王国はキリスト教国ですが)。

エルサレム王国はサラディンによって実質的に滅亡しました(さらに100年くらい続きました)。キリスト教圏からの支援がない時期があったことも傷手でした。しかし、もっとも問題だったのは、王国内でイスラム側とどのようにつきあうのか(戦争か融和か)方針が定まらなかったことはじめ、内紛がさまざまあったことだといわれています。

いまのイスラエルにあてはめるとすれば、ネタニヤフはじめとする右派(さらにソビエト崩壊後にイスラエルに加わった極右)をはやくコントロールし、左派のなかから、イスラエルをいわばパレスチナの土着国家と位置づけるひとびとがあらわれて国論を統一することがイスラエルが生き残るひとつの道でしょうね。

しかし、今の中共もロシアも別にイスラエルと対立しているわけではないことも思い出すべきだともおもいます。イスラエルは、ハイテク国家で、ハイテク兵器も持ち、その点だけでもつきあう価値を感じているだろうとおもいます。

さらに「米国が支援している」という単純な理解ではなく、「米国内でユダヤ系米国人が経済的政治的影響力を持ち米国の政策を決めている結果米国が支援している」ということも忘れるべきではありません。米国とは関係なくユダヤ勢力は存在するかもしれませんよ(これはフレデイさんのほうが専門分野ですね)。


BRICSについては、わたしはまとまった政治勢力とは思っていませんので、あまり賛同できません。米国が衰退したとしても、BRICSが台頭するのではなく、米国もふくめいろんな国がてんでバラバラに存立するだけだとおもいます。また、米国が戦争犯罪をやり過ぎたという点に反対ではありませんが、わたしは米国「だけが」とはおもっていませんので、わたしとしては、ほかの国にも贖罪を求めることとなるでしょう。
No.16
10ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。