中庸左派さん のコメント
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イスラエルはハマスを破壊すると誓った。しかし、グループはほぼ無傷のまま。 Israel has vowed to destroy Hamas. Yet the group remains largely intact. 12 月 5 日 WP イスラエルはガザ戦争で新たな南部戦線を開くが、飛び地を支配し、 10 月 7 日のイスラエル南部攻撃の先鋒となった過激派ハマスを完全に壊滅させるという、宣言した軍事目標の達成にはまだ程遠い。 イスラエルの治安当局者3人によると、少なくとも5000人のハマス過激派が殺害され、推定3万人規模のハマスの軍事部門の大部分は無傷のままとなっている。 北部での作戦は完了には程遠い 。 ガザ市の大部分は空爆で破壊されたが、 地上軍はハマスの主要拠点の一部にまだ侵入していない。 バイデン政権、イスラエルに南ガザの自制を迫る 「これは長い道のりになるだろう」とイスラエル軍の報道官ヘクト中佐は語った。
イスラエル、更に言うなら、アメリカ帝国はガザ地区やヨルダン川西岸をどうしたいのか?私には分からない。分かるはずないのだが、客観的に見えている状況は、ガザ地区やヨルダン川西岸からのパレスチナ人の追い出しにしか見えない。
言い方を変えるなら、パレスチナ人に対する民族浄化とか、侵略植民地支配政策である。
しかし、国際社会として、あからさまかつわかりやすいイスラエルやアメリカ帝国による悪逆非道を、この21世紀になすすべなく眺めるだけであるのか?これ自体、重い課題だが、どうも、私の見るところ、世界は現状の悪逆非道なイスラエル、アメリカ帝国による暴力や殺戮を眺めるしか無いようである。
ここで、アメリカ帝国とイスラエルを同列同罪に論じるのは、アメリカ帝国の軍事支援なしにイスラエルの無差別攻撃は成立しないからである。
https://www.jns.org/biden-is-the-primary-obstacle-to-israeli-victory/
「イスラエルが米国に依存していることは、今週初めのインタビューで、引退した国防総省のイツハク・ブリック大将が単刀直入に語っている。
ミサイルも、弾薬も、精密誘導爆弾も、飛行機も爆弾も、すべてアメリカからのものだ。 何の能力もない。 ......アメリカなしではこの戦争はできないということは、誰もが理解している。 」
そんなイスラエルとアメリカ帝国は、とりあえず、ハマス壊滅!を獲得目標に据えて、破壊と殺戮の限りをつくしているのだが、では、ハマス的なものが消滅し、未来永劫現れないかというと、それはゼッタイ無い。だから、「そうなると戦争は10年も続くだろう」と、第三国は皆そう思っている。
パレスチナ人のイスラエルに対する憎悪、イスラム圏の大義は更に強く燃え上がるのではないか?
これでは、イスラエルは無間地獄に陥ったようなものではないか?個人的には、イスラエル国やアメリカ帝国がどうなろうと知ったことではないが、パレスチナ人の苦難を眺めるのはストレスのタネである。
即時停戦するべきだ。
やはり、二国家解決しか、出口戦略はないのではないか、そう考えているのだが、イスラエルの無差別攻撃は二国家解決を葬り去るための民族浄化にしか見えない。
その意味では、イスラエルも、アメリカ帝国も、正気か?と問いたい。
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