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p_fさん のコメント

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p_f
RT 9 Feb, 2024

ウクライナ紛争、NATO拡大の影響、対米関係:タッカー・カールソンによるプーチン大統領インタビューの要点
https://www.rt.com/russia/592158-putin-carlson-interview-ukraine/

ロシアの指導者は、ウクライナ紛争を中心に、待望のインタビューで様々な切実な話題について語った-

保守派の米国人ジャーナリスト、タッカー・カールソン氏が火曜日にクレムリンで行ったプーチン大統領との待望のインタビューを公開した。

インタビューは主にロシアとウクライナの紛争を中心に行われた。

火曜日にXで公開されたビデオの中で、カールソン氏は、西側メディアはキエフの立場を宣伝し、ロシアの立場を軽視することで「読者や視聴者に嘘をついている」と主張した。「それは間違っている。米国人は、自分たちが巻き込まれている戦争について知る権利がある」と彼は言った。

この2時間を超えるインタビューは、カールソン氏のXアカウントで4600万回以上、YouTubeでは公開から数時間で100万回弱の再生回数を記録した。以下はその主な内容である:

1. ウクライナは2014年に戦争を始めた。我々の目標はこの戦争を止めることだ-プーチン

モスクワは2022年に戦争を始めたのではなく、ウクライナが2014年に始めた戦争を止めようとしている、とロシアのプーチン大統領は語った。

プーチン氏は2022年2月24日、キエフによる8年間のドンバス住民弾圧の後、ウクライナでの軍事作戦を発表した。

ドンバスでの敵対行為を終結させようとした2014年と2015年のミンスク合意について、プーチン氏は、地元住民がウクライナに戻るよう説得され、キエフが社会福祉の約束を果たすことに同意すれば、この地域の危機は解決できたと心から信じていると述べた。しかし、キエフの政策立案者たちは、武力によって蜂起を鎮めようとしている、と同氏は付け加えた。

プーチン氏は、ロシアとウクライナは紛争初期には敵対行為の終結に近付いていたと述べた。しかし、2022年春にモスクワがウクライナの首都近郊から軍を撤退させると、キエフは一切の外交を放棄し、最後までモスクワと戦わせようとする西側の圧力に屈したという。

2. 脅威を煽っているだけだ-プーチン、ロシアがNATOを攻撃したがっているという主張について

ロシアがポーランドやラトビアといったNATO諸国と軍事衝突を起こすのは、攻撃された場合だけだとプーチン大統領は述べた。それを否定する西側の主張は「脅威を煽っているだけだ」

ロシアがウクライナに対して核兵器を使用するとか、紛争をエスカレートさせるという憶測は、「ロシアとの対立の中で、米国の納税者や欧州の納税者から追加金をせしめるための、巷の人々のホラ話に過ぎない」とプーチン氏は主張した。

3. 米国と違って、ロシアは中国を恐れていない

プーチン氏は、米国と違ってロシアは中国の台頭を恐れていないと述べ、BRICSが「中国経済に完全に支配される」危険性があるというカールソン氏の指摘を「妖怪物語」だと強調した。

プーチン氏は更に、北京の外交政策は侵略ではなく、妥協点を見つけることを目的としていると述べ、ロシアは中国とバランスの取れた貿易関係を築いていると付け加えた。

4. 紛争の終結を望むなら、ウクライナへの武器供与を止めよ

もし米国がウクライナ紛争を止めたいのなら、キエフへの武器供与を止めるべきだとプーチン氏は述べ、そうなれば敵対行為は数週間以内に終わるだろうと付け加えた。

プーチン氏は更に、キエフが当時のボリス・ジョンソン英首相の言うことを聞き、2022年の和平交渉で合意されたロシアとの停戦草案への署名を拒否したことは「馬鹿げていて、とても悲しい」と述べた。ジョンソン氏自身はもう首相ではないが、紛争は今日まで続いている、とプーチン氏は言及した。
No.16
3ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・ウクライナは今戦場でロシア軍に押されている。 ・その主因は砲弾、無人機等のハイテク。兵員数で劣勢にある事にある。 ・こうした中、昨年秋解任された総司令官ザルジニは戦線を膠着と表現、これに対し軍事反攻を行い、ロシア占領地を奪回を図るゼレンスキーと対立。今回の更迭につながる。 ・総司令官交代で前線の改善は予想されない。 ・それだけでなく、交代したシルシキー氏は犠牲をいとわないタイプ。軍内に反発が出る可能性。 ・また後退させられたザルジニ将軍は国民の中でも支持が高かった。キエフ市長で元ヘビー級ボクシングのスター選手クリチコ氏は、ゼレンスキー大統領のザルジニ将軍解任に反対し、措置が国全体に重大な影響を与える可能性と警告 ・此の交代は前線での好転はもたらさず、多分一段の悪化が予測され、それに伴いゼレンスキーへの反発が強まるであろう。 A-1 ゼレンスキー氏の軍司令官解任がウクライナの立場をどのように改善するかは不
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。