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p_fさん のコメント

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p_f
RT 9 Feb, 2024

ウクライナ軍最高司令官、米国に従わず解任-ポリティコ
https://www.rt.com/russia/592204-zaluzhny-pentagon-criticism-offensive/

ヴァレリー・ザルジニー将軍は、2023年夏の反攻作戦の失敗の責任を問われている-

ポリティコEUが金曜日に報じたところによると、ヴァレリー・ザルジニー将軍がウクライナ軍の最高司令官を解任されたのは、同氏が昨夏の対ロシア反攻作戦の実施方法について国防総省と衝突したからだという。

ゼレンスキー大統領は木曜日にザルジニー氏を解任した。それは暴動や反乱の引き金になるかもしれないとウクライナ治安局(SBU)が警告していたにも拘わらずである。そして、アレクサンドル・シルスキー将軍が後任として発表された。

公式には、米国はザルジニー氏の解任に支持も反対もしておらず、先週末、ジェイク・サリバン国家安全保障顧問がメディアに語ったところによれば、「我々はその特定の決定に巻き込まれるつもりはない」のだという。

非公式には、ザルジニー氏は2023年の反攻作戦におけるウクライナと国防総省との意見の相違の責任を負わされたと、「軍事問題についてホワイトハウスに助言した」ことのある情報筋がポリティコに語った。

12月にワシントン・ポスト紙が掲載した事後分析によると、英米の将軍たちは、アゾフ海へのウクライナの大規模な攻撃の計画と軍事演習を支援したが、ザルジニー氏は僅か4日間の残酷な戦闘の後、計画を「投げ捨て」、ウクライナ人がより慣れ親しんでいる戦術を選んだという。

この匿名の助言者はポリティコに対し、ウクライナ側は「米国の助言に全く興味がく、彼らは我々が助言的に提供できるものは何もないと概ね結論付けた」と語り、米国側はこの種の戦争の経験がなかったため、国防総省の提案の多くが「音痴」に終わったと指摘した。

ザルジニー氏がこの件で責任の矢面に立たされた一方で、米国は「不適切な人物に怒鳴り続けた」とポリティコの情報筋は主張した。なぜならザルジニー氏は「ゼレンスキーによって足を引っ張られ」、軍事問題について最終決定権を持っていたのは大統領だったからだ。

ポリティコによれば、この大々的に報じられた攻勢は「驚異的な人的損失」をもたらしたものの、その目的はいずれも達成できなかったという。 それ以来、ゼレンスキー氏とザルジニー氏の間の意見の相違が公になった。 あるウクライナ人アナリストによると、大統領はまた、将軍が大統領選に立候補したいと考えているのではないかと疑っており、その解任は政治的必要性からだと見做されるほどになっていたという。

シルスキー氏は軍部で広く不人気だが、政治的野心のないロシア系民族であるため、政治的には安全だと見られているという。
No.3
3ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・ウクライナは今戦場でロシア軍に押されている。 ・その主因は砲弾、無人機等のハイテク。兵員数で劣勢にある事にある。 ・こうした中、昨年秋解任された総司令官ザルジニは戦線を膠着と表現、これに対し軍事反攻を行い、ロシア占領地を奪回を図るゼレンスキーと対立。今回の更迭につながる。 ・総司令官交代で前線の改善は予想されない。 ・それだけでなく、交代したシルシキー氏は犠牲をいとわないタイプ。軍内に反発が出る可能性。 ・また後退させられたザルジニ将軍は国民の中でも支持が高かった。キエフ市長で元ヘビー級ボクシングのスター選手クリチコ氏は、ゼレンスキー大統領のザルジニ将軍解任に反対し、措置が国全体に重大な影響を与える可能性と警告 ・此の交代は前線での好転はもたらさず、多分一段の悪化が予測され、それに伴いゼレンスキーへの反発が強まるであろう。 A-1 ゼレンスキー氏の軍司令官解任がウクライナの立場をどのように改善するかは不
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。