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中庸左派さん のコメント

 米軍基地は、コトバの真の意味での「迷惑施設」である。存在自体が不合理、理不尽である。

 抑止力を理由に米軍基地を容認する人は多いと思うが、ミサイルやドローン攻撃の標的になる以上、プラスマイナスゼロ。

 アメリカ帝国が勝手に東アジアで戦争を始めたなら、単なる攻撃目標となるのが米軍基地だろう。そもそも、抑止力にすらない。日本のために米軍が防衛を行う保障がない。実際には、日本側の幻想か期待だけの可能性は高い。

 しかも、米軍人、軍属の犯罪、米軍兵器による事故、刑広大な敷地の占有、まちづくりの阻害、横田空域による航空交通権の阻害、日米地位協定の問題(刑事裁判権、民事裁判権の制約)。公費による基地維持運営費の負担。さらに、米軍基地に関しては、原則国内法は不適用で、基地への立入検査権もなく、米軍の訓練・演習はスキほーだい、シほーだい。航空機墜落事故でも、捜索権限もない。

 どこにもメリットがない。これだけ、羅列しても、まだ抑止力がどーの、こーのということは、もはや合理的思考回路がないのではないか?そんな疑いを持たざるを得ない。

 ウクライナが敗北すれば、NATOの存在自体が揺らぐかもしれない。BRICSやSCO、グローバルサウスは軍事同盟や集団的自衛権とは関係ない緩やかな国際ネットワークであろう。

 時代は激変期である。軍事同盟や集団的自衛権はもはや古臭い。必要がない。そんなふうにすら思われる。

 にも関わらず、新たに沖縄辺野古において最大40年間の期間を費やして、環境破壊をして、莫大な公費により、新基地を建設しようとしているのが、この日本国である。どうかしている。

 だから、日本国内で、何故日米安全保障条約の問題が論議の俎上にすら載らないのか、歯ぎしりするくらい、怒りを覚える。
No.2
3ヶ月前
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「トランプ氏は在韓米軍と在日米軍の駐留に反対していた」 元大統領首席補佐官が証言 ( 朝鮮日報 ) 今年 11 月に行われる米国大統領選挙で共和党の有力候補とされる トランプ前大統領は在任中( 2017 - 21 )に 在韓米軍、在日米軍の駐留に強く反対 していた。米 CNN テレビが 12 日に報じた。 CNN は自社の記者であるジム・シュート氏が ジョン・ ケリー元大統領首席補佐官 を はじめとするトランプ政権幹部らにインタビューを行って上記の話を聞いたと伝えた。これらの内容は来月出版予定のシュート氏の著書に掲載されるという。  ケリー氏は「トランプ氏は米国の安全保障公約を蔑視しているが、これは韓国や日本との相互防衛の約束にも影響を及ぼすだろう」「抑止力を口実に韓国と日本に米軍を駐留させることにトランプ氏は強く反対していた」と伝えた。さらに「トランプ氏はロシアのプーチン大統領と金正恩総書記を『 OK なガイ』と考えていた」「(トランプ氏
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。