りゃんさん のコメント
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米国大学学生は今、ガザにおけるイスラエルの行動に反対する抗議運動を展開している。構内にテントを張る行動が中心だ。 この行動にコロンビア大学当局は警察を導入して撤去させるだけでなく、警察が学生を逮捕し、休学措置を講じている。賛意を供する大学教員の解雇も行っている。 この運動はガザにおけるイスラエル軍の大量殺害、」ジェノサイドへの講義であるが これを「反ユダヤ運動」と位置づけ、弾圧を継続している。 A-1 コロンビア弾圧後も大学の抗議活動は広がり続ける( .politico ) College protests keep spreading after Columbia crackdown ( .politico ) ニューヨーク市のアダムス市長は火曜日、 「単なる火花の段階で対処すべきだ」と述べた。 「 燃え上がる火が燃え上がるまで待ってはならない。 」 ガザ学生の連帯抗議活動は国内トップクラスの大学の一部を巻き込んで
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中庸左派「テントに籠りパレスチナ人虐殺に抗議する拙い形だが果敢に取り組んだ学生の、
学徒としてのモラルを称えたい。管理権楯に、学生を排除する権力は、
結果的にイスラエルの人道犯罪を擁護する。煩悶もせず、
薄っぺらさや偏向により管理権を楯に学生を弾圧する人間達を、凡庸な悪と呼ぶ。」
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と投稿している。論評はないが、好意的なとりあげなのだろう。
わたしは昨日はいわゆる表現中立規制の話を書いた、別に屁理屈でもなんでもなく、憲法論の中心にある理論で、単に理論というだけでなく日々使われている道具でもある。孫崎さんもあまりご存じでなかったようなのは残念だ。これが「凡庸な悪」なら日本のすべての法律家は「凡庸な悪」だ。あるいは「薄っぺら」く「偏向」していることになる。
学生はコロンビア大学の学生だ。少なくとも中心にいるだろう指導的なひとびとは、表現中立規制の話などは百も承知でやっている。低学力氏よりも、ずっと賢く、実行力のある、確信犯として、あるいはもしかしたら職業的にやっている。その危険性がわかるから、一部の政治家が介入をはじめているのだ。
「若者らしい清心な正義感」とか
「青年達の溌剌とした行動力や正義感は清々しさを感じる」とか
「ある種の拙い形であるが、果敢に取り組んだ学生の、学徒としてのモラル」
とかという感想を読んでると、なんというか、どうしてここまでものがわからないのかとおもう。
フレデイさんの6を読むと、フレデイさんは無意識のうちにだろうが、本質がわかっている。つまり革命ということだ。革命なんか本気で考えたことがないヒトには、この本質がわからないのだろう。
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