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changeさん のコメント

<PLA東部戦区司令部は24日、権力を掌握して主要地域を攻撃、占領する能力を検証するため台湾の両側で演習を続けている。演習には陸、海、空軍とロケット軍のほか初めて海警局が参加し中国本土東南沖に位置する台湾の離島周辺で訓練を実施した。>

台湾海峡を挟んで攻撃する直接的作戦をとるのでなく、陸、海、空軍とロケット軍さらに海警局を統合化して台湾の空、海を外部と遮断包囲することが目的でしょう。瞬時に包囲を完成しなければならずその訓練は一体化の意思疎通が一糸乱れず行われるか齟齬が生じるかが最重要である。

中國の目指すところを米台は十分承知しており中国が包囲網を完成させる事は容易ではない。先端技術の競い合いは始まっておりどちらが先を行くかが勝敗を決するのでしょう。中国と台軍の直接的戦争になってしまったら中国の戦略は失敗であり慎重性が求められるが、中国人の長期的戦略気質が米国人の沈静な攻撃的気質を超えられるかがポイントになるのでしょう。

No.1
7ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 ロイター「中国軍、台湾周辺の軍事演習 2 日目開始 「権力奪取能力を検証」 - 中国軍は24日、2日目となる台湾周辺での軍事演習を開始した。人民解放軍東部戦区は声明で「合同で権力を奪取し、合同で攻撃を仕掛け、主要地域を占領する能力を検証する」ことが目的だとした。 台湾当局は演習を非難するとともに、軍を派遣して中国軍を監視・追尾している。 中国共産党機関紙・人民日報は24日の論評で、「台湾地区指導者」の最近の行動は台湾独立派勢力の「壊滅」を加速させるだけだと指摘。中国は「平和統一のための広い空間」をつくることを望んでいるが、台湾「分裂活動」の余地を決して残さないと強調した。  アナリストらによると、演習はこれまでのところ2022年の同様の演習よりも規模が小さいが、不測の事態が起きるリスクはなお高まっている。 A-2 : 英・ガーディアン紙:中国、台湾周辺での軍事演習2日目で「奪取能力」を試す China
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。